世界の携帯出荷、“2010年までに25%以上増加”と予測

» 2008年05月14日 22時31分 公開
[ITmedia]

 英Understanding & Solutionsは5月、世界の携帯出荷数が2010年までに約25%増加し14億を超えるという予測を発表した。

 2007年の世界の携帯出荷数は11億を超えており、これはインドやアフリカなどの新興国での20%以上におよぶ伸びが要因となっている。また、欧州や米国、日本などの先進国では市場が飽和状態しているものの、新たなデザインや機能が端末の買い替えを促進しているため、引き続き伸びが見られるという。

 機能面では、3G、カメラ、音楽、メール機能などすべての面で開発が進んでいる日本に米国が追いつこうとしており、欧州でも日本ほどのメール機能の普及は見込めないものの、3Gやカメラ、音楽の機能は確実に向上しているという。

 ただ、新興国での伸びが見られる一方で、先進国への出荷数が減少するため、世界全体の携帯電話の出荷数は2011年には落ち着くと見られている。

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