そろそろ「夏モデル」?──“買い控え”の兆しも携帯販売ランキング(5月5日〜5月11日)(1/3 ページ)

» 2008年05月16日 20時20分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位キャリア総合
1(3)Woooケータイ W53H(au)
2(5)W61CA(au)
3(2)820P(ソフトバンクモバイル)
4(1)らくらくホンIV(NTTドコモ)
5(4)P905i(NTTドコモ)
6(6)AQUOSケータイ W61SH(au)
7(7)P705i(NTTドコモ)
8(8)W61P(au)
9(9)N905i(NTTドコモ)
10(10)SH905i(NTTドコモ)
順位NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイルイー・モバイル
1(1)らくらくホンIV(1)Woooケータイ
W53H
(1)820P(1)D02HW
2(2)P905i(2)W61CA(2)812SH(2)D02NE
3(3)P705i(3)AQUOSケータイ
W61SH
(4)GENT 812SH sII(4)EMONSTER
4(4)N905i(4)W61P(3)920P(3)H11T
5(5)SH905i(7)簡単ケータイ A5528K(5)FULLFACE 2 921SH(6)D01NX
6(6)らくらくホンIVS(5)Cyber-shotケータイ W61S(8)814T(10)D01NXII
7(8)F905i(10)W61T(7)THE PREMIUM 821SH(5)EM・ONEα
8(9)P705iμ(9)W62S(6)インターネットマシン 922SH(7)D01NE
9(10)N905iμ(6)W61SA(10)かんたん携帯 821T(8)D01HW
10(7)SH705i II(16)A5529T(11)920SH(9)EM・ONE

この記事は、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。(2008年5月第2週)

変動少なく結果は順当──ただ、若干“買い控え”の傾向も

Photo らくらくホンIV

 今回の販売ランキングはゴールデンウィーク後半から明けの集計。ドコモ端末の順位は1位から6位まで前回と同じ、キャリア総合ランキングでもauとソフトバンクモバイル端末に上位を奪われる結果になった。

 首位は前回と変わらず、富士通製の「らくらくホンIV」(2007年8月発売)が獲得。連続首位記録を「5」に伸ばした。

 続いて2位にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」、3位にパナソニック モバイル製の「P705i」、4位にNEC製の「N905i」、5位にシャープ製の「SH905i」、6位に富士通製の「らくらくホンIVS」が入った。

 首位のらくらくホンIVと6位のらくらくホンIVSは5月10日の母の日による“親需要”効果か、その人気は継続した。

 ドコモ端末のランキングに大きな変動はない。ただし今回はキャリア総合ランキングの上位をauとソフトバンク端末に奪われたことが少し気になる。ゴールデンウィーク明けの今週は、他キャリアよりやや購買需要が少なかったようだ。

 例年、ドコモはゴールデンウィーク前後のタイミングで夏モデルを発表している。2007年はゴールデンウィーク前の4月23日に904iシリーズ、2006年はゴールデンウィーク直後の5月11日に902iSシリーズを発表した。

 2008年の夏モデルは、すでにJATEの通過で906iや706iシリーズと思われるいくつかの機種の存在が明らかになっており、発表もそろそろと予想される。今回の結果は連休の終わりで単に需要が少なかっただけなのか、それとも新機種の登場を見据え、買い控えがすでに始まっている兆しなのだろうか。

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