写真で解説する「フルチェンケータイ re」(1/2 ページ)

» 2008年06月04日 18時54分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のKCP+端末「フルチェンケータイ re」(アール・イー)は、外装パネルを丸ごと交換できる「フルチェン」と、EZケータイアレンジをさらに進化させたUIカスタマイズサービス「ナカチェン」に対応したフル着せ替えケータイ。なお、開発上の型番は“W63S”になるが、「『re』はボディを丸ごと着せ替えることで何度でも生まれ変わり、長く使うことができる端末。将来、古さを感じることがないよう、あえて数字(型番)は使わなかった」(説明員)とのことだ。

photophoto ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「フルチェンケータイ re」。標準カラーはグロッシーホワイト、ブルーミングピンク、クリーングリーン、アクティブオレンジ、スリークシルバー

 ソニー・エリクソンは以前から積極的に着せ替えケータイを開発してきたが、reでは背面パネルだけでなく、ダイヤルキー面、カメラ周辺部、電池ブタをすべて着せ替えられる。汚れやキズが気になったときはもちろん、デザインに飽きたときや気分展開したいときに、まったく違うカラーや柄のケータイに(外側だけ)交換できるのだ。さらに、EZケータイアレンジにお薦めサイトやゲーム、電子書籍などのコンテンツを融合させたナカチェンを使うことで、端末内のUIも着せ替えることができる。

 ソフトバンクモバイルでもサポートの一環として外装交換を行っているが、修理に相当するため同色パネルへの交換による現状復帰が原則。デザイン変更を目的としたサービスはフルチェンが日本初だ。パネルの交換はユーザー自身で行えず、キャリアショップ(PiPit含む)で行う。

 なおフルチェンサービスについては、別記事も参照していただきたい。

 メインディスプレイとして約2.7インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応TFT液晶、サブディスプレイに128×36ピクセルの有機ELを搭載した。有効約320万画素CMOSカメラは、AF対応で顔検出・笑顔検出撮影機能を搭載している。プリクラ感覚で写真を撮れるデコフォトや、ブログアップ機能、撮影画像を外部メモリに保存すると同時に内蔵メモリに縮小画像も保存するミニフォトなど、Cyber-Shotケータイ並みのカメラ機能を備えた。外部メモリはmicroSDを採用している。

 そのほか、ワンセグ、LISMO Music & Video(LISMO Video、オーディオ機器連携対応)、EZ au oneガジェット、おサイフケータイ、マルチプレイウィンドウなどに対応。日本語入力システムはPOBox Pro 3.0だ。

photophotophoto 閉じた状態の「フルチェンケータイ re」。背面パネルはアルミを用いた金属製だ(写真=左)。裏面にカメラと赤外線ポート、FeliCaチップ、ソニー・エリクソンロゴがある(写真=中央)。開いた状態の端末(写真=右)。2008年の春モデル「W62Sと似ている印象だが、「特に似せたつもりはない」(説明員)とのこと

photo パネルを外したところ
photophoto 端末の側面。左側面には卓上ホルダ用の充電端子とスライドシャッター採用の平形ヘッドフォン端子がある(写真=左)。右側面には[カメラ]キーと[マルチ]キー、[マナー]キー、外部接続端子、上下キー([テレビ]キー兼用)がある(写真=右)

photophoto 端末の先端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)。ストラップホールはダイヤルキー側ボディの底面にある

photophoto ワンセグ用アンテナと外部メモリスロットはディスプレイ側ボディの先端にある(写真=左)。バッテリーは870ミリアンペア。連続通話時間は約240分、連続待受時間は約230時間、ワンセグ連続視聴時間は最大で約5時間だ

photophoto ディスプレイ側ボディとヒンジのすき間にLEDが内蔵されており、開閉時などにイルミネーションが点灯する。同時にサブディスプレイにもアニメーションを表示する

photo ダイヤルキーのバックライトはボディカラーによって異なる。左からグロッシーホワイト、クリーングリーン、ブルーミングピンク、アクティブオレンジ、スリークシルバー

photo 内蔵メモリは約100Mバイト

Get Macromedia FLASH PLAYER 携帯業界初の本格チェンジサービス“フルチェン”対応のソニー・エリクソン製端末「フルチェンケータイ re」。背面・裏面のカバー、バッテリーカバー、ダイヤルキー(の表面ボタン部)の外装と、待受画面やメニュー、内蔵コンテンツなどを丸ごとチェンジできる

(このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます)

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