電子情報技術産業協会(JEITA)は6月11日、2008年4月分の携帯電話・PHS端末の国内出荷台数実績を発表した。累計出荷台数は329万8000台。前年同月比は78.9%と2007年4月の実績をやや大きく下回った。
このうち携帯電話は313万3000台で前年同月比76.7%。3G以上は313万3000台(2Gは1000台に満たなかったために実績は0台)、ワンセグ搭載機種は206万2000台を出荷した。ワンセグ搭載機種は前年同月比188.6%と伸び、搭載率は65.8%に達した。
4月は例年、新機種投入や新生活の需要のあった2月、3月より購買需要は落ち込むが、携帯電話は同年前月比で約68%、前年同月比でも76.7%とやや大きく落ち込んだ。前年同月比は3カ月連続でマイナスとなった。一方、ワンセグ搭載端末は前年同月比188.6%となり、搭載比率が65%を超えた。
PHSの出荷台数は16万5000台。前年同月比を下回った3月に対し、4月は177.4%と伸張した。
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