シンビアンは6月18日、スウェーデンのソフトウェア開発会社スカラドとモバイル画像処理ソフトウェアのライセンス契約を締結したことを発表した。
スカラドのSymbian OS向けソリューションは高解像度画像でのSymbian OSの処理能力を大幅に向上させ、メモリ消費量を抑えながら高速表示、拡大縮小、回転、優れた画像編集機能を提供可能になる。また、スカラドのランダムアクセスJPEG技術により、画像を圧縮したまま画像処理作業を行うことができ、RAM消費を大幅に節約できるという。
今回の契約条件にもとづき、シンビアンとスカラドは画像処理およびカメラの分野で高い技術を持つエンジニアによる共同チームを設置し、Symbian OSのカメラおよび画像処理機能の向上と拡張を推進するとしている。
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