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レビュー2008年07月14日 00時00分 更新
写真で解説する「iPhone 3G」(外観編)いよいよ販売が始まった「iPhone 3G」。首都圏では初日に完売してしまう店舗が相次いだようだが、無事手に入れることができただろうか。すでに実機を手にしている読者も多いかもしれないが、あらためてiPhone 3Gの外観を紹介する。7月11日、ソフトバンクモバイルからAppleの「iPhone 3G」が発売された。日本をはじめ世界22カ国で同時発売されるiPhone 3Gは、インターネット連携やデジタルコンテンツ利用が増加する“21世紀のケータイ”の理想的な姿をめざしてゼロから開発されたもの。ユーザーインタフェース(UI)の軸となる3.5インチのハーフVGAマルチタッチ液晶を特長に、全体的にはすっきりとしたフォルムをしている。すでに手に入れた人も多いとは思うが、あらためてこのiPhone 3Gの外観を詳細に見ていこう。 iPhone 3Gのサイズは62.1(幅)×115.5(高さ)×12.3(厚さ)ミリ。重さは133グラムだ。正面から見ると1枚のパネルのような形状で、一般的な携帯電話と比べると横幅が広い。しかし、先代iPhoneに比べて、背面を緩やかなカーブを描くラウンドフォルムとしたことで、手に持ったときのホールド感が向上。女性が手にしてもぴたりと手のひらに収まり、基本的な操作は片手でも可能だ。電話機能のない「iPod touch」と比べると、面積がひとまわり大きく、iPhone 3Gの方が厚さがある。 昨年発売された初代iPhoneは本体背面に金属を使い、ずっしりとした重厚感と高級感があった。一方、iPhone 3Gは背面パネルが樹脂製になり、先代と比べると軽くなったような印象を受ける。しかし、光沢のある塗装と分厚いコーティングで高級感は失われていない。ただ、この表面処理は指紋が目立つので、気になる人は別途ケースやシリコンジャケットを購入した方がいいだろう。 高級感はあるが、非常にシンプルな本体。もう少し細かな部分に目を向けてみよう。 本体上面にはスリープ/スリープ解除ボタンとイヤフォン端子がある。初代iPhoneは専用イヤフォンマイクの仕様から3.5φの標準的なステレオミニジャックがそのままでは使えなかったが、iPhone 3Gではそこが改善され、同梱品以外のイヤフォンもそのまま使えるようになった。イヤフォン端子の周囲には金属の縁取りがされている。イヤフォン端子の横にはUSIMカードのスロットもあるが、iPhone 3GのSIMは専用カードという扱いになるので、ここをユーザーが開くことはほとんどないはずだ。 本体底部は内蔵スピーカーとDockコネクターが用意されている。その左右には、モノラルスピーカーとマイクを備える。モノラルスピーカーは単なるオマケかと思いきや、案外音がいい。机の上において、気軽にBGMを楽しむといった使い方ならそれなりに使えるクオリティだ。これなら出張用のトラベルスピーカーはいらないかもしれない。また細かなところだが、スピーカー部分には金蔵のメッシュ加工が施されており、デザイン上のアクセントにもなっている。 ※初出時に「スピーカーがステレオ化されている」との記述がありましたが、正しくはモノラルスピーカーとマイクでした。お詫びして訂正いたします。
DockコネクターはiPodでもおなじみの30ピンタイプで、MacやPCとの連携や充電などはすべてこのコネクターで行う。Dockコネクターの互換性は高く、iPod用の充電器や外部スピーカーを接続しても、とりあえず動く。ただし、それはメーカーの保証対象外であるし、一部のiPod用スピーカーの接続時にはiPhone 3Gの通話・通信機能が自動的にオフになる(機内モードで起動)などの現象が見られた。日本でのiPhone 3G発売にあたり、今後はきちんと動作保証された認証プログラムが稼働するもようなので、iPhone 3GのDockコネクターには公式対応のものを接続した方がいいだろう。 本体裏面に目を向けると、そこはすっきりとしており、トレードマークであるシルバーのリンゴが大きく目立つ。一般的な携帯電話によくあるLEDやイルミネーションなど、発光表示をするものは一切ない。 カメラは本体裏面の右上。小さなレンズがあり、金属の縁取りがされている。既報のとおり、この金属のリングはGPSなど各種アンテナの役割も果たしており、機能部品までデザインの一部にするAppleのセンスとこだわりが感じられる。一方で、カメラの撮影補助用ライトやフラッシュ、撮影時のLED表示などはなく、本当に"必要最低限"のカメラしかない。このあたりは同じコンシューマー向けのスマートフォンでも、Nokiaの「N95」(ソフトバンクモバイルの「X02NK」)とは大きく異なる部分だろう。 本体側面は、右側には何もなく、左側に機能ボタンが配置されている。左側面の上から、「サウンドON/OFF」、その下が「音量調節」ボタンだ。 音量調節は音の出力モードにあわせて機能し、iPod利用時にはスピーカーやイヤフォン、待ち受け画面では着信音量、通話中は受話音量の調節になる。さらにBluetoothヘッドセットの音量も調節できる。 なお、日本の携帯電話との違いとして改めて注意しておきたいのが、18ピンの充電/外部接続コネクターやmicroSDカードスロットなどが用意されていないこと。外部との接続や充電はDockコネクターを使うか、インターネット経由で行うのが前提だ。 同梱品の「イヤフォンマイク」と「充電アダプター」にもこだわりiPhone 3Gの同梱品は、白いイヤフォンマイクと充電アダプター、そしてUSB接続用のケーブルの3つだ。 イヤフォンマイクは一見すると、iPod付属のものと共通のように見えるが、右側にマイクとスイッチを兼ねた小さなユニットが用意されている。これにより音楽を聴いているときに電話がかかってきても、そのまま通話をすることができる。 スイッチは押し込む場所があるわけでなく、AppleのMighty Mouseのように全体をカチっと押す感じだ。これは通話の着信/切断だけでなく、iPod使用中は再生/停止のスイッチにもなる。 一方、マイクは感度は悪くないものの、無指向性なので街中などではそのままの状態で使うと、こちらの声が相手に聞こえにくいことが何度かあった。利用時はマイク部を手に持ち、少し口元に近づけて使うと、こちらの声が聞こえやすいようだ。 次に充電アダプターだが、これはコンセントに差し込む部分と、iPhone 3Gに接続するケーブルが分離している。ケーブル部分はMac/PCとの接続で使うUSBケーブルと兼用だ。iPhone 3GはMac/PC接続時に充電ができるため、充電アダプターはあくまで外出時の充電用という位置づけだろう。 iPhone 3G用の充電アダプターは先代よりも小型化されたが、一方で、コンセントに差し込む部分が収納できない構造になってしまった。小型化の代償といえばそれまでだが、カバンに無造作に入れておくと、一緒に入れてあるものを傷つけてしまいそうだ。ここはAppleにもう少し、こだわってほしかった部分である。 関連キーワードiPhone 3G | スピーカー | Apple | ソフトバンクモバイル | イヤフォン | デザイン | マイク | Mac | GPS | iPod touch | スティーブ・ジョブズ | ユーザーインタフェース | Mighty Mouse | スマートフォン | X02NK関連記事
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