ウィルコム、WILLCOM COREを活用する「BWAユビキタスネットワーク研究会」設立

» 2008年07月23日 14時37分 公開
[ITmedia]

 ウィルコムが7月23日、企業や自治体などと協調し、次世代PHS「WILLCOM CORE」のネットワークを活用した多様なビジネスの展開を検討する「BWAユビキタスネットワーク研究会」を設立すると発表した。将来的にはコンソーシアムなどへの発展も目指す。

 BWAユビキタスネットワーク研究会は、WILLCOM COREを活用して各種のサービス提供を検討する、関連企業、団体、学術研究機関間における事業連携、産学連携を推進するための組織だ。

 ウィルコムでは、WILLCOM COREサービスの提供時に、カメラ/センサー機器ベンダー、警備保障会社、ソリューション事業者、自治体などと協力して、WILLCOM COREネットワークを活用した広範な定点設置型カメラ・センサネットワークを構築、運用する計画で、

  1. 安心・安全を目的とした市街地の防犯
  2. 災害状況などの観測(河川・山岳・港湾など)
  3. 天候・環境情報の収集
  4. リアルタイムな交通状況把握
  5. 企業における機器・店舗状況の確認

といった目的を含むさまざまなサービス展開が可能と見ている。さらにはデジタル・サイネージやIPTV、エリアマーケティングなど、多様な分野への応用もできるため、産業化の進捗に必要な検討や情報交換、相互交流などを実施し、合わせて法制度、社会的な意義、広報等の検討を行うための場として、参加者を広く募集することにした。

 参加費用は年会費として研究会に納める。理事会員は50万円、法人会員が30万円で、学術会員・特別会員の年会費は免除とする。参加申し込みはBWAユビキタスネットワーク研究会のWebサイト(http://www.willcom-inc.com/go/bwa/index.html)から行える。なお第1回総会は7月28日に開催する予定だ。

関連キーワード

ウィルコム | 次世代 | PHS | BWA | 次世代PHS | データ通信 | IPTV | W-SIM


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年