前回、あのフィーバーどおり16Gバイトと8Gバイトの「iPhone 3G」が1位と2位に入ったが、今回はどうだろうか。
首位は前回と変わらずiPhone 3G 16Gバイトモデルが獲得。続いて2位にシャープ製の“全部入り”「AQUOSケータイ 923SH」、3位に防水スリムワンセグ「THE PREMIUM WATERPROOF 824SH(Elegant Line)」、4位にパナソニック モバイル製のベーシックモデル「820P」、5位にシャープ製の“PANTONEケータイ”「812SH」が入った。前回2位のiPhone 3G 8Gバイトモデルは6位に落ちた。
iPhone 3Gは7月11日の発売以降、ほとんどの店舗で入荷待ち状態が続き、7月25日現在も満足に購入できない。もちろん再入荷する店舗もあるので、今回は16Gバイトモデルが首位を維持──つまり、あれば売れる状況ではあるが、店舗としても“いつ、何台入荷するのか”の見通しが立たない事情により、販売はおろか、予約も満足に受けられないのが実情のようだ。ある小規模ケータイショップの店員は「iPhone 3Gを名指しで求める人がほかの機種でいいやと妥協するかというと、現在それはあまり考えられません。このまま品切れ状況が続くと、そもそもの商機も逃してしまいかねず、少し心配です。取り越し苦労ならよいのですが」とつぶやく。
ただ、ソフトバンクモバイルの2008年夏モデルはAQUOSケータイ 923SHやTHE PREMIUM WATERPROOF 824SHも好調のようで、発売早々、iPhone 3Gに次ぐ人気モデルになっている。一方、“女性”を意識した“夏”の8xxシリーズはランクインするほど売れていないのは少し気になる。これらミドルクラスのモデルは従来のモデルと同じように、次期モデルの登場で値下げされてから人気が上がってくる動きとなるのだろうか。
なお、2008年春モデルはハイエンドモデルも含めて値下げされる機種が増えてきた。例えば東芝製の「921T」は、新スーパーボーナスを利用した新規24回分割実質価格が980円/月(実質総額2万3520円)から実質480円/月(実質総額1万1520円/ソフトバンクオンラインショップ7月25日現在)と値下げされた。そのためか、前回のランク圏外から7位に躍進している。
前回まで動きがほとんどなかったイー・モバイル端末。今回は新機種登場の影響か、やや順位が変動した。
首位は前回と変わらず7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末「D02HW」。続いて2位にExpressCard型の「D03HW」(前回3位)、3位に「D02NE」(前回2位)、4位に東芝製の音声サービス対応端末「H11T」(前回5位)、5位にHUAWEI製の音声サービス対応端末「H11HW」(前回4位)が入った。
今回は7月19日に発売された新機種「EMONSTER lite」が2日間の集計で7位にランクイン。次回は何位あたりまで順位を上げてくるだろうか。
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