Sony Ericsson、限定版“ボンドケータイ”「C902 Titanium silver edition」を発表

» 2008年08月04日 19時44分 公開
[ITmedia]
PhotoPhoto 「ボンドケータイ」としての採用が決まったSony Ericssonの「C902」。写真はTitanium silver editionではなくLuscious Red

 英Sony Ericssonは8月4日(現地時間)、2008年末に公開予定(日本では2009年1月10日公開予定)の007シリーズ第22作目の映画「007/慰めの報酬」(原題:007 Quantum of Solace)で、主人公のジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が実際に使用する携帯電話「C902 Titanium silver edition」を発売すると発表した。

 C902 Titanium silver editionは、Sony Ericssonが2008年7月に発売した「Cyber-shotケータイ C902」をベースにした特別モデルだ。C902は5Mピクセルのカメラを内蔵した薄型のストレート端末で、劇中ではジェームズ・ボンドが顔検出AFを利用して写真を撮影してMI6に送り、敵の正体を割り出すなど、C902の機能を活用するシーンもあるという。

 なおTitanium silver editionでは、最新作「007/慰めの報酬」の予告編映像や待受画像、スクリーンセーバー、起動画面などを本体に内蔵するほか、付属のM2(メモリースティックMicro)には、出演者のインタビューや追加の待受画像、スクリーンセーバー、スパイゲーム“Top Agent”などを収録するなど、特別なコンテンツをプリインストールする。

 基本的な仕様は2インチのQVGA(240×320ピクセル)ディスプレイを備えたストレート型端末で、C902と共通だ。UMTS/HSDPAの2100MHzとGSM/GPRS/EDGEの850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHzの5バンドに対応。UMTSでの連続待受時間は350時間、連続通話時間は3.5時間となっている。外形寸法は49(幅)×108(長さ)×10.5(厚さ)ミリ、重さは約107グラム。

 ちなみにSony Ericssonの携帯電話は、2006年公開の「007/カジノ・ロワイヤル」や2002年公開の「007/ダイ・アナザー・デイ」でも使用されており、2006年にはジェームズ・ボンドが実際に使ったモデル「James Bond Casino Royale silver K800i」を発売している。

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