ケータイユーザー、SNSや検索、電子書籍の利用実態は

» 2008年08月25日 07時15分 公開
[ITmedia]

 ネットエイジアは8月22日、「ケータイの利用コンテンツ」に関する実態調査の結果を発表した。調査は8月5日から同9日まで、全国の15歳から39歳のケータイユーザー444人を対象に行ったもの。

 今回、「ワンセグ放送」「ケータイ小説」「ケータイコミック」「ケータイレディコミ」「アニメ動画」「アーティストのプロモーション動画」「投稿サイトの画像・動画」という選択肢の中から、回答者がよく見ているものを複数回答で選んでもらったところ、「ワンセグ放送」が26.1%で最も多く、次いで「投稿サイトの画像・動画」が23.4%、「ケータイ小説」が17.1%でこれに続いた。年代・男女別で見ると、10代女性では「ケータイ小説」が50.0%と半数に達し、「投稿サイトの画像・動画」も36.0%と割合が高い。10代男性は「ワンセグ放送」という回答が36.2%、「投稿サイトの画像・動画」が31.9%となった。

 

 mixiについての利用と認知については、「ケータイで利用している」という回答は25.5%、「ケータイで利用していないがPCで利用している」が8.1%、「利用していないが知っている」が53.2%と、利用も含めた認知率は、全体で86.7%だった。「ケータイで利用している」割合を年代別に見ると、10代で25.8%、30代では17.7%と低めで、20代では34.8%と高く、特に20歳から24歳に限ると45.3%なった。

 モバゲータウンについては「利用している」という回答が30.0%、「利用しないが知っている」が56.8%で認知率はmixiと同じ86.7%。年代別に利用者の比率を見ると、10代が42.3%、20代が30.3%、30代が23.4%となっている。

 ケータイで利用している検索サービス・機能を複数回答で聞くと、「利用していない」という回答は10.4%、ケータイの検索を利用している割合は89.6%だった。最も利用されているのは「Yahoo!モバイル」で63.1%、次いで「Googleモバイル」が37.4%、「iメニュー検索」が31.1%。

 キャリア別に見ると、ドコモユーザーでは「Yahoo!モバイル」が59.8%、「iメニュー検索」が54.1%、「Googleモバイル」が31.6%。auユーザーでは「Yahoo!モバイル」が57.3%、「Googleモバイル」が52.7%、ソフトバンクユーザーでは、「Yahoo!モバイル」が96.0%、「Googleモバイル」が20.0%となっている。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年