総務省は9月3日、HSDPA方式をベースとする高速通信規格「HSPA+」(HSPA Evolution)方式の通信を実現するための公示改正案を公表した。
「HSPA+」(HSPA Evolution)は、既存のW-CDMA/HSDPAのネットワークとの互換性を持つ高速通信規格で、既存のHSPAと比べてネットワークのデータ通信容量を2倍に、音声通信容量を3倍に拡張できる。
今回の公示改正案は、無線ブロードバンドのさらなる高速化ニーズを受けて作成したもので、パケット通信のデータ伝送速度を現在の下り14Mbpsから22Mbpsに、上り2Mbpsから12Mbpsに変更する予定だ。
総務省では改正案の公表に合わせて、10月3日まで意見を募集する。
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