小学生のケータイ利用、8割が「何らかのルールを設定している」

» 2008年10月03日 10時53分 公開
[ITmedia]

 NTTレゾナントと三菱総合研究所は10月2日、小学生向けポータルサイト“キッズgoo”で、小学生のインターネット利用に関するアンケートの結果を発表した。調査は小学生の子どもを持つ保護者を対象に7月28日から8月5日まで実施したもので、有効回答数は8818人。

 同調査によれば、小学生の携帯電話・PHS所有者のうち、携帯電話・PHSからインターネットを利用している子どもは21.2%。そのうちの62.8%は、携帯電話各社が提供している利用制限機能(サービス)を導入していた。PCは家族で共有しているケースが多いため、インターネットのフィルタリング機能の利用は2割程度だったが、携帯電話は個人利用が多いことから利用制限サービスの導入も比較的スムーズに進み、普及につながっているのではないかと分析されている。

 また、PCのインターネット利用についてルールがある過程は7割だったが、携帯電話の利用については8割の家庭が何らかのルールを設けていることが分かった。インターネット利用のルールの第1位が「接続時間」だったのに対し、携帯電話利用についてのルール第1位は「通話やメールの通信相手について」で、49.7%と約半数の家庭がコミュニケーションをとる相手に対して制限を行っていることが判明した。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年