ソフトバンクBBとネオジャパン、ソフトバンク携帯向けグループウェアを開発

» 2008年10月07日 17時22分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソフトバンクBBとネオジャパンは10月7日、グループウェア「desknet's スタンダード版V6.0」向けにソフトバンク携帯専用の「desknet' S!アプリクライアント」を共同開発したとを発表した。加えて、法人向けSaaS/ASPサービス「TEKI-PAKI(テキ-パキ)」に、グループウェア「desknet's TEKI-PAKIエディションPowered by Applitus」も追加した。

 「desknet' S!アプリクライアント」は、ソフトバンク携帯電話のビジネスユーザー向けのS!アプリ版専用クライアントソフト。「desknet' S!アプリ・アドオンモジュール」を導入することで、利用中の「desknet's スタンダード版V6.0」が稼働するサーバと携帯電話の通信が可能になる。PCと遜色のない環境で、Webメールや、アドレス帳、スケジュール、伝言所在などの機能を携帯電話で利用できるのが特徴だ。

 同S!アプリは、フルワイドVGAサイズの横画面、VGAサイズの縦画面、QVGAサイズの縦画面の3バージョンの開発が進められている。フルワイドVGAサイズの横画面は、「インターネットマシン 922SH」や「AQUOSケータイ」での利用が想定され、高解像度を生かした快適な操作性を実現する。

 ソフトバンクBBは、同S!アプリを利用可能にする「desknet' S!アプリ・アドオンモジュール・ライセンス」を2008年11月1日より独占販売する。対応機種は2008年10月7日現在、812SH、813SH、813SH for Biz、922SH、920SH。年間利用ライセンス料は5万2290円/サーバ。

photophotophotophoto 左からdesknet' S!アプリクライアントのホーム画面、スケジュール画面、Webメール画面、伝言一覧画面

 「desknet's TEKI-PAKIエディションPowered by Applitus」は、法人向けSaaS/ASPサービス「TEKI-PAKI」に追加する月額制のグループウェアASPサービス。「desknet' S!アプリ・アドオンモジュール」が標準搭載されているので、導入当初からPCとソフトバンク携帯電話でグループウェアを利用できる。

 スケジュール、タイムカード、Webメール、回覧板、備品管理、アドレス帳など22の機能を用意する。利用料金は月額525円で、最低契約数は5ユーザー。

photo desknet's TEKI-PAKIエディションPowered by Applitusのポータル画面

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