温暖化しらべプロジェクト「いきものみっけ」の調査対象を追加

» 2008年10月07日 23時27分 公開
[ITmedia]

 環境省・生物多様性センターは10月1日、市民参加の温暖化影響しらべプロジェクト「いきものみっけ」に、新しい調査対象を追加した。

 いきものみっけは2008年7月に開始したプロジェクトで、「いきものしらべ」と「温暖化意識しらべ」の2つのコンテンツを用意。いきものしらべでは、身近な生き物や自然現象などの発見時期や場所などを携帯電話、PC、郵便、FAXから報告でき、寄せられた情報はオフィシャルサイトに集約される。これまでにミンミンゼミやツクツクボウシの分布調べを行っており、過去のデータと比較しながら温暖化による生き物への影響を確認できる。

 10月1日にはいきものしらべコーナーにイチョウを追加し、イチョウの黄葉日の調査を全国のユーザーの協力を得て開始した。9月に追加したススキ、ヒガンバナなどの情報も引き続き投稿可能だ。無料の「みっけにん登録」をすることで参加できる。

 携帯サイトへのアクセスは http://m.mikke.go.jp/ から。

 温暖化意識しらべでは、温暖化に関する意識をリアルタイムにグラフ表示する。収集した情報は数年にわたって蓄積され、専門家が分析結果を発表する予定だ。

photophoto (C)2008 Biodiversity Center of Japan All Rights Reserved.

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