今、携帯買うなら「安い方」──“枯れ”期ならではの傾向、顕著に携帯販売ランキング(10月6日〜10月12日)(1/3 ページ)

» 2008年10月17日 19時35分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位キャリア総合
1(1)P906i(NTTドコモ)
2(2)N906iμ(NTTドコモ)
3(4)W62SH(au)
4(3)SH906i(NTTドコモ)
5(5)W61T(au)
6(9)W62S(au)
7(7)P706iμ(NTTドコモ)
8(6)N706i(NTTドコモ)
9(13)らくらくホンIVS(NTTドコモ)
10(12)SH706i(NTTドコモ)
順位NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイルイー・モバイル
1(1)P906i(1)W62SH(8)816SH(1)D02HW
2(2)N906iμ(2)W61T(3)iPhone 3G(16Gバイト)(-)Touch Diamond
(S21HT)
3(3)SH906i(3)W62S(19)NEW PANTONE
830SH
(2)D11LC
4(5)P706iμ(6)簡単ケータイ
W62PT
(1)821SC(3)D12LC
5(4)N706i(5)URBANO(4)AQUOSケータイ
923SH
(4)H11T
6(9)らくらくホンIVS(4)W61P(2)820P(5)D03HW
7(8)SH706i(10)フルチェンケータイ
re
(10)かんたん携帯
821T
(6)D02NE
8(7)N706iII(12)Woooケータイ
W62H
(5)FULLFACE 2
921SH
(7)H11HW
9(6)らくらくホンV(8)G'zOne
W62CA
(6)THE PREMIUM WATERPROOF
824SH Elegant Line
(8)D01NXII
10(10)F906i(9)W64SA(12)VIERAケータイ
921P
(9)EM・ONEα

この記事は、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。(2008年10月第2週)

どちらかとなると「安い方」で──下位にやや変動

Photo らくらくホンIVS

 ドコモ端末の販売ランキングは、顔ぶれこそ大きく変わらないが、下位にいくつか変動が見られる。

 首位は前回と変わらず、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」が獲得。連続首位記録を「20」の大台に乗せた。

 続いて2位にNEC製の「N906iμ」、3位にシャープ製の「SH906i」、4位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」(前回5位)、5位にNEC製の「N706i」(前回4位)が入った。

 ドコモ端末における上位3機種の人気は現在も変わらないが、今回は端末総合ランキングでSH906iがauのW62SHに抜かれた。10月第2週はまさに商戦期の狭間の時期だが、販売台数が多いドコモ端末が落ち込んでくる状況を見るとなおさら“枯れ”期を感じさせる。

 このような時期は積極的に携帯を購入したいと思う層より、「壊れたから」「とりあえず」「(親や子どもなど)他人が使うのを必要にかられて選ぶ」といった普及層需要の割合が増える。今回は富士通製のユニバーサル端末「らくらくホンIVS」が最新機種の「らくらくホンV」を抜き、6位に浮上した。機能差はいくつかあるが、2008年4月発売(らくらくホンIVそのものは2007年8月発売)のらくらくホンIVSは、新機種のらくらくホンVよりかなり安価に販売される機種。どちらかを選ぶなら「安価な方を」という現在の傾向を分かりやすく示しているといえそうだ。

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