ACCESS、「ACCESS Linux Platform v3.0」「ACCESS LinuxPlatform mini」を発表

» 2008年10月20日 23時55分 公開
[ITmedia]

 ACCESSは10月20日、モバイルLinuxプラットフォームの最新版として「ACCESS Linux Platform v3.0」および「ACCESS LinuxPlatform mini」を発表した。

 ACCESS Linux Platform v3.0は、LiMo Foundationの仕様をサポートする携帯電話向け統合ソフトウェアプラットフォームの最新版。端末に通信キャリアの独自サービスを付加するオペレータパックに対応する。同社は開発者向けサイト“ACCESS Developer Network”を通じて無償で開発キットを提供しており、今後はACCESS Linux Platform v3.0対応の開発キットを公開することで、サードパーティのアプリ開発を支援する。

 Linuxソリューションの最新版として同時発表したACCESS Linux Platform miniは、限られたハードウェア環境の携帯端末や情報家電向けに設計された、コンパクトなLinuxプラットフォーム。ローエンドのスマートフォンからPND、ポータブルメディアプレイヤー、セットトップボックスなどの、さまざまな機器に幅広く対応するアプリケーションを装備する。すでに中国や台湾などで出荷されているHaierやShanghai Novarobo Technologyなどのメーカーが、同プラットフォームを採用しているという。

 ACCESSはまた、同社が展開しているグローバルパートナープログラム『ACCESS Connect Ecosystem』に、新たに10社が加入したことも発表。新たに参加したのは、CRI・ミドルウェア、DigiCert、Discretix Technologies、フェリカネットワークス、Freescale Semiconductor、Shanghai Novarobo Technology、Abaxia、CIDANA、Kingsoft、Leadcore Technologyの10社となる。

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