アイシェアは10月21日、「携帯電話端末への不満に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月30日から10月1日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は476人。
調査によれば、利用中の携帯端末に関して「機能面で不満がある」と回答したのは全体の38.9%で、キャリア別では「au」が40.6%、「ソフトバンク」が36.1%、「ドコモ」が35.9%となった。
auユーザーは「キーレスポンスの悪さ」などを指摘しており、ソフトバンクモバイルユーザーでは「画面が小さい」、NTTドコモユーザーでは「動作が緩慢」といった指摘が見られた。またほとんどのキャリアに共通して「バッテリーがもたない」という不満があった。なお、こうした不満を「解消してくれそうなメーカー」について聞いたところ、最も支持を集めたのは「シャープ」で10.3%となった。
「デザイン面で不満がある」のは全体の18.1%と、機能に比べると少数にとどまった。キャリア別では「ドコモ」が21.1%、「au」が16.7%、「ソフトバンク」が13.9%。NTTドコモユーザーでは「デザイン優先で押しにくいボタン」、auユーザーでは「折り畳んだ状態から片手で開くのが難しい」、ソフトバンクモバイルユーザーでは「似たようなデザインばかり」という不満が見られた。
なおデザイン面での不満を「解消してくれそうなメーカー」では、「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ」が11.6%となり、37.2%の「どこも該当しない」を除いて最多となった。
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