8.1MカメラにWVGA有機EL、ワンセグも搭載する“全部入り”──「EXILIMケータイ W63CA」

» 2008年10月27日 11時06分 公開
[園部修,ITmedia]

 カシオ計算機製のコンパクトデジタルカメラ、”EXILIM”の名を冠したケータイが、カメラ機能を磨き上げて再び登場する。「EXILIMケータイ W63CA」は、8.1MピクセルのCMOSカメラを搭載した回転2軸ボディの高機能端末だ。

PhotoPhoto EXILIMケータイ W63CAは4色展開。ボディカラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーン

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 W63CAは、初代「EXILIMケータイ W53CA」の“カメラオリエンテッドデザイン”を継承し、レンズが位置する裏面を端末の顔とするスタイルを採用。カメラの画素数は有効約515万画素から有効約809万画素へと劇的に向上し、新たに顔検出AF機能も搭載した。レンズに35ミリカメラ換算で約28ミリ相当の広角レンズを採用する点はW53CAと同様だ。また809万画素のセンサーを有効活用した、画質劣化のないズーム機能「オートリサイズ」を用意しており、解像度は多少低くなるもののVGA(640×480ピクセル)サイズなら最大5.1倍までのズーム(トリミング)が可能だ。

 画像処理エンジンのEXILIMエンジン for Mobileは、さらに処理能力を高めた最新版を採用。フォトライトとしてLEDを2灯備え、明るさは従来比で約2倍に向上した。動画撮影機能が、VGA/30fpsでの撮影に対応した点も魅力だ。製品に同梱のPC用ソフト「YouTube Uploader for CASIO mobile」を使い、撮影した動画を簡単にYouTubeにアップロードできる。

 カメラの機能向上に合わせ、ディスプレイも大幅に進化した。W53CAでは、2.8インチのワイドVGA(480×800ピクセル)液晶を採用していたが、W63CAでは3.1インチのVisual ワイドVGA(480×800ピクセル)有機ELを搭載。明瞭で鮮やかな写真表示が可能になっている。また、W53CAで非搭載だったワンセグも標準装備しており、フレームレートを補間する「なめらかモード」も備える。さらにCDMA圏の海外でもそのまま利用できる「グローバルパスポートCDMA」をサポート。プラットフォームがKCP+となったことで、Bluetoothも搭載している。

 こうしたさまざまな機能向上を果たしつつ、ボディの厚さは17.4ミリと、W53CAの18.9ミリからさらなる薄型化を実現した。

 ボディカラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンの4色展開となる。LISMO Videoやau Smart Sports Run&Walk、ナカチェン、GPS、おサイフケータイ、ケータイ de PCメール、au one ガジェット、オープンアプリプレイヤーといった、auの基本機能はほぼ網羅している。

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「EXILIMケータイ W63CA」の主な仕様
機種名 EXILIMケータイ W63CA
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50×110×17.4ミリ
重さ 約124グラム
連続通話時間 約230分
連続待受時間 約260時間
カメラ 有効809万画素CMOS(AF、手ブレ補正)
外部メモリ microSD(最大2Gバイト/別売)
メインディスプレイ 約3.1インチVisualワイドVGA(480×800ピクセル)有機EL
サブディスプレイ
主な機能 au one ガジェット、マルチプレイウィンドウ、LISMO Video、au BOX連携、au Smart Sports Run&Walk、ナカチェン、ワンセグ、災害時ナビ、EZ FeliCa、EZケータイアレンジ、PCサイトビューアー、赤外線通信(IrSimple)、オープンアプリプレイヤーなど
ボディカラー シャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーン

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