カシオ計算機のデジカメケータイ「EXILIMケータイ W63CA」は、日本国内向けの携帯電話としては初めて、撮像素子に8.1MピクセルのCMOSセンサーを採用した点が特徴の注目機種だ。カシオのデジカメブランド「EXILIM」を冠していることからも分かるとおり、ケータイとしては最高峰のカメラ機能を備え、前モデル「EXILIMケータイ W53CA」から大きな進化を遂げている。
ボディカラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンの4色展開。女性から男性まで、幅広いユーザー層にアピールする多彩なラインアップとした。デザインは、初代EXILIMケータイ W53CAのような、レンズを強調した”カメラオリエンテッドデザイン”を踏襲しており、一般的な携帯電話とは逆の、レンズが位置する裏面が端末の“顔”となっている。ダイヤルキー面の処理や、側面に大きなシャッターキーを備える点などは、W53CAと非常によく似ている。
ダイヤルキーは、EXILIMケータイ W53CAが採用していたキーの横方向にフレームがないデザインを踏襲しているが、表面はフラットではなく、打ちやすさに配慮したステップキーとなっている。W53CAではキーが完全に平らだったため、旧来のカシオ計算機製端末を利用していたユーザーから「改善を望む声が多かった」と説明員。ボディ自体が若干縦長になったことで、ダイヤルキーのサイズ自体も少し大きくなっている。
キー上のフォントは4色とも共通で、丸みを帯びた数字の大きな文字を採用した。キーバックライトは白色LEDで、シャインピンクは文字部分から光が透過し、他の色はキー全体がほんのりとボディカラーに近い色で光る。
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