写真で解説する「EXILIMケータイ W63CA」(外観編)(2/2 ページ)

» 2008年10月27日 21時50分 公開
[園部修,ITmedia]
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 前モデルのEXILIMケータイ W53CAから大幅に進化したカメラ機能以外にも、EXILIMケータイ W63CAの見どころは多い。特に、W53CAユーザーの要望として多かったワンセグへの対応は、今回は外せないポイントだったようだ。

 ワンセグは、伸縮式のホイップアンテナを伸ばして視聴する。「G'zOne W62CA」ではワンセグアンテナを内蔵していたが、W63CAでホイップアンテナを採用して理由は、「感度を優先したから」とのこと。発表会場は電波の入りがよくない場所だったが、アンテナを伸ばした状態では十分な画質で映像が視聴できた。

 ディスプレイは480×800ピクセル相当の解像度を持つVisualワイドVGA有機ELで、コントラストが高く色再現性も良好。映像を全画面表示にした場合は、15fpsの映像を最大30fpsに補間してなめらかに再生する「なめらかモード」が利用できる。録画予約機能も備える。

PhotoPhoto ワンセグはヒンジ部にあるホイップアンテナを伸ばして視聴する。全画面表示にすれば、15fpsのワンセグ映像を30fpsに補間してスムーズに表示する「なめらかモード」も利用可能だ

 裏面のEXILIMロゴは、FeliCaチップを背面に配置したため中央に大きく入っている。レンズ部の突起とバランスを取るために裏面に配置されている樹脂製のパーツは、端末をカメラとして横向きに構えたときに指がかけられるデザインになっており、撮影時にしっかり構えられる。この突起はバッテリーカバーを取り外す際に爪を引っかけられるようにもなっている。バッテリーカバーは“顔”である裏面の大部分を覆っており、microSDスロットもこのカバーの中にある。

 逆に端末の後側になる背面は非常にすっきりしたデザインで、WINロゴと着信などを知らせるランプがある以外に目立ったパーツはない。これはFeliCaチップが背面に配置されていることとも関係があるだろう。塗装はシャインピンクのみ光沢があり、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンは細かなブラスト加工が施されている。

PhotoPhotoPhoto カメラポジション時に指がかけられる樹脂製のパーツに切り欠きがあり、ここに爪をかけるとバッテリーカバーが取り外せる。カバーは裏面に余分なパーティングラインが極力入らないよう、背面の大部分を覆っている。microSDのスロットはレンズのすぐ下にあるが、カバーを外さないとメディアは取り出せない。背面はシンプルなデザインで、WINロゴと着信などを知らせるLEDがある
PhotoPhoto レンズの周りは金属パーツで装飾を施し、カメラらしさを演出。リングの外周は、カメラ起動時に緑色に点滅し、撮影すると赤く光る。フォトライトはLEDを2灯搭載しており、とても明るい。明るさはW53CA比で約2倍になるという

 W63CAには専用の充電台(クレードル)も付属しており、充電やUSB経由でのデータ転送が簡単にできる。クレードルはとてもコンパクトで、設置場所を取らないのも魅力だ。USBケーブルを接続しておけば、撮影した写真や動画も簡単にPCに転送できる。

PhotoPhoto 付属のクレードルはコンパクトサイズ。ディスプレイは裏でも表でも設置できる。USB接続もできるので、データ転送などにも便利だ
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