おサイフケータイを学生の安全管理に活用――東京工業高等専門学校らが認証実験

» 2008年10月29日 15時32分 公開
[ITmedia]

 国立東京工業高等専門学校とコスモ・サイエンティフィック・システムは10月28日、東京高専が主催する「第15回チャレンジウォーク」で、モバイルFeliCaを学生の安全管理に活用する認証実験を行い、有効性を確認したと発表した。

 第15回チャレンジウォークは、東京高専から湘南までの42.195キロを歩くイベントで、2008年度は10月25日に実施した。チャレンジウォークの運営側は、参加者の安全管理を重視しており、5キロごとにチェックポイントを設け、教職員が参加者の通過管理やリタイア管理を行っている。従来はチェックポイントで紙に印刷した参加者リストで確認を行っていたが、今年度はコスモが開発したFeliCa対応携帯電話版“IC出席確認リーダアプリ”を採用し、認証実験を行った。

 東京高専は今後、今回のチャレンジウォークでのモバイルFeliCa技術活用成果を踏まえた研究論文の作成を進める予定。またコスモは、今回のIC出席確認ソリューションの活用成果を、教育機関向けソリューションの改善や新製品開発の基礎データとして活用するとしている。

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