カメラはSH906iTVの320万画素CMOSから800万画素CCDへと大きく進化し、最大2448×3264ピクセルの静止画撮影が可能になった。また、画像処理エンジン「ProPix」を採用することで、最高でISO2500相当の高感度撮影もサポートし、暗い場所でもきれいな写真を撮影できる。ただし、同じく800万画素CCDカメラを備えるソフトバンクモバイルの「930SH」のようにISO感度を手動で設定することはできず、「高感度撮影」を「高感度オート」に設定できるのみ。
480×854ピクセルの横向きの写真やUXGAサイズ(1200×1600ピクセル)以上の撮影は、ディスプレイを横に傾けたサイクロイドスタイル時のみ行える。縦画面で撮影できるのは、VGA(480×640ピクセル)と待受(480×854ピクセル)、パノラマ(640×2560ピクセル)サイズに限られる。
発表会場では、回転する円盤を撮影するデモを行っており、シャープ製の過去のモデルと撮り比べることができた。特に撮影設定を変更せず、SH905iとSH-01Aで撮り比べたところ、どちらの機種のカメラも円盤がブレてしまったが、SH-01Aの撮影設定を「高感度オート」に変更したところ、円盤の内容までしっかりとらえられた。
SH906iTVと同じく、指でなぞるだけでカーソル移動や決定操作ができる「光TOUCH CRUISER」を決定キー部分に備え、SH-01Aでは決定キー部に指紋センサーを採用した。従来の光TOUCH CRUISERと同様の操作ができるのはもちろん、ロック解除の操作も可能になった。センサー部分には少し凹凸があるので、決定キーが平らでツルっとした感触だったSH906iやSH906iTVとは操作感が異なるが、違和感を覚えるほどではないだろう。
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SH-01Aの指紋センサーを使ったメニュー画面の呼び出しや、iモードサイトのスクロール操作
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