写真で解説する「E.T.」(H12HW)

» 2008年11月07日 18時06分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Huawei製の「E.T.」(H12HW)は、シンプルなストレート形状が特徴的な音声端末だ。「E.T.」は“EMOBILE TALK”の略称で、2台目として手頃な料金で長時間通話をしたいユーザーに訴求する。

photo E.T.(H12HW)。本体色はシャンパンシルバーとピアノブラック

 前モデル「H11HW」からの主な改善点は、(1)QVGA(240×320ピクセル)サイズの2.2インチ液晶を搭載(H11HWのディスプレイは176×220ピクセルの2インチ) (2)中国語の表示と文字入力が可能 (3)ゼロインストール対応のモデム機能 (4)国際ローミングに対応 の4点。

 E.T.(H12HW)は“シンプルケータイ”という位置付けだが、下り最大3.6MbpsのHSDPAや、最大17カ国と地域の国際ローミング(2008年11月6日現在)、microSD(最大2Gバイト)、Bluetooth、テレビ電話、200万画素CMOSカメラに対応するなど、現在のトレンドといえる機能はサポートしている。言語は日本語と英語に加え、中国語(簡体字、繁体字)も利用できるようになり、3カ国語でのメニュー表示や文字入力、サイト閲覧が可能。

 付属のUSBケーブルや、BluetoothでワイヤレスにPCと接続してモデム通信できるのはもちろん、CD-ROMを使わずに、USB接続するだけで簡単にセットアップできる「ゼロインストール」にも対応する。なお、E.T.(H12HW)は海外で発売中のモデルがベースとなっている。SIMロックはかけられていない。

 イー・モバイルのインターネットサービス「EMnet」にも対応し、Webブラウザや、絵文字対応のメール、SMSも利用できる。

photo シンプルケータイながら、3.6MbpsのHSDPA通信や国際ローミングが利用可能。価格は「新にねん」で9980円。12月に発売予定
photophoto コンパクトなストレート型で、本体の幅は持ちやすい47ミリ(写真=左)。裏面にはカメラとモノラルスピーカーを配置(写真=右)
photophoto 手のひらに収まるサイズを実現した(写真=左)。キーバックライトは2色ともフォント部分が点灯する(写真=右)
photo 本体下端部に、3.5ミリのイヤフォン端子とminiUSB端子を備える
photophoto 「一般設定」の「Phone language」から言語を変更する。中国語は2種類の表示方法と4種類の入力方法を選択できる。
photophotophotophoto 中国語では、メニュー画面の「メール」は「信息中心」、「ツール」は「工具箱」という名称になる(写真=左端、左中)。中国語でのメール作成も可能(写真=右中、右端)
photophotophotophoto 日本語入力システムはATOKを採用(写真=左端)。絵文字を使ったメール作成も可能だ(写真=左中)。カメラは最大1200×1600ピクセルの静止画撮影ができる(写真=右中)。画面下部に現れるバーを使って撮影設定をする(写真=右端)
photophotophotophoto 単位変換、通貨変換、ボイスレコーダー、ワールドタイムなど多彩なツールを用意する(写真=左端、左中)。十字キーから起動できるショートカット設定もある(写真=右中、右端)
photophotophoto Bluetoothは、ハンズフリー通話が可能な「HFP」、音楽再生ができる「A2DP」やリモート操作ができる「AVRCP」などのプロファイルをサポートする

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