NTTドコモの「F-01A」は、タッチパネル操作や520万画素カメラ、Bluetooth、ワンセグ、GPS、FeliCa、GSM、下り最大7.2MbpsのFOMAハイスピードなどの機能とサービスに対応したハイスペックなPRIMEシリーズ端末。IPX5/IPX7相当の防水性能を備えており、水回りでも“全部入り”の機能を使うことができる。
F-01Aの文字入力設定は、かな入力と2タッチ(ポケベル)入力が選択可能だ。富士通製のFOMA端末は「F905i」から2タッチ入力が搭載され、その後の「F906i」とF-01Aでも引き続き対応している。
また、文字のインライン入力にも対応した。メール作成時などには、変換エリアを介さずに直接文章を入力できる。なお、日本語入力システムはATOKを採用している。
F-01Aのスピーカーは本体裏面にある。防水ケータイとして開口部を少しでも少なくするためか、ステレオではなくモノラル仕様だ。またイヤフォン端子も、端子類を少なくするために外部接続端子と統合されている。イヤフォンマイクを利用するには、別売りの「外部接続端子用イヤホン変換アダプタ」が必要だ。
再生中の音楽をFM波で飛ばせるFMトランスミッター機能は、リビングや車載のオーディオでケータイ内の楽曲を聞くのに便利な機能だ。過去の富士通製端末ではF903iが搭載していたが、F-01Aでは非対応となっている。
その変わりF-01Aは、Bluetoothを内蔵した。A2DP、AVRCPなどAV関連のプロファイルに対応しており、Bluetooth対応のヘッドセットやカーナビやオーディオ機器を通じて、ケータイ内の楽曲を聞くことが可能だ。もちろんHFP、HSPといった通話用プロファイルにも対応しており、Bluetooth対応のイヤフォンマイクを使ったハンズフリー通話も行える。
F-01Aの内蔵メモリ容量は112Mバイトだ。マイピクチャやミュージック、ワンセグなど項目ごとの容量制限はなく、空き容量を自由に使うことができる。なおメモリの使用状況は、「メニュー」→「設定/NWサービス」→「時計/入力/他」→「情報表示/リセット」→「メモリ確認」からチェックできる。
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