「AQUOSケータイ W64SH」の着信LEDと通知ランプは、ディスプレイの左上に搭載されている。ランプの色は、音声着信やEメール受信、Cメール受信、ニュースフラッシュ受信など機能ごと7種類を設定できる。ランプのパターンは「メロディ連動」のほか5種類が用意されており、機能ごとに設定できる。
通知ランプは、音声着信やEメール受信などで設定した色が点灯する。
音声着信のパターン1、パターン2、パターン3、パターン4、パターン5を順に再生した
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
着信してから不在通知ランプが点灯するまでの流れ
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
AQUOSケータイ W64SHの外部メモリカードスロットはバッテリー付近にあり、カードの着脱にはバッテリーカバーを外す必要がある。
対応する外部メモリはmicroSDのみで、microSDHCは非対応。したがって、利用できるメモリカードの最大容量は2GバイトのmicroSDとなる。ワンセグやカメラ、音楽などをアクティブに利用したいユーザーにはかなり物足りない仕様といえる。
AQUOSケータイ W64SHの内蔵メモリは約740Mバイト。ワンセグは最大約2時間50分、FMラジオは1回あたり最大約7時間10分を録音できる。
KCP+対応端末は、EV-DO Rev.Aをサポートすることから、当初はテレビ電話に対応した機種が多かったが、AQUOSケータイ W64SHはテレビ電話には対応していない。auの秋冬モデル全体を見ても、テレビ電話に対応する機種はない。
比較的最近の機種でテレビ電話に対応しているのは、前モデルの「W62SH」や「W63SA」、「Cyber-shotケータイ W61S」など。利用者が少ないためなのか、テレビ電話はKCP+対応端末の標準機能ではなくなりつつある。
ちょっとしたメモにも役立つボイスレコーダーだが、AQUOSケータイ W64SHでは利用できるのだろうか。
AQUOSケータイ W64SHはボイスレコーダーは搭載しないが、「Myボイスメモ」が利用できる。本体のデータフォルダに約85時間保存でき、microSDへの移動やコピーも可能だ。ただしMyボイスメモは機能名のとおり、自分の声を録音する機能なので、会議や講演などで使う場合、ボイスレコーダーほどの音質は期待できないだろう。
AQUOSケータイ W64SHはステレオスピーカーを採用しており、ディスプレイ裏側の上下に搭載する。上筐体と下筐体にわずかな隙間があるので、本体を閉じても音がこもることはなく、開いた状態とそれほど音質は変わらない印象だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.