厚さ13.9ミリの薄型ボディにディスプレイが弧を描くよう華麗に開く“アークスライド”、高解像度のフルワイドVGAディスプレイとモバイルウィジェット機能を搭載。この小型軽量ボディにさまざまな機能を凝縮したソフトバンクモバイルの“N”端末、それが「830N」だ。
主な仕様は、フルスライドボディとタッチセンサー、フルワイドVGA(480×854ピクセル)の3インチ“モバイルシャインビュー”液晶、AF(オートフォーカス)+手ブレ補正付きの320万画素カメラ、ワンセグ、S!FeliCa(おサイフケータイ)、3Gハイスピード(7.2Mbps)、世界対応ケータイ(3G国際ローミング)、Bluetooth、モバイルウィジェット対応、PCサイトブラウザ、デコレメールなど。基本スペックはドコモ向けの「N-04A」とほぼ共通となっている。
シルエットはN-04Aとそっくりだが、閉じると薄い直方体のN-04Aと比べると、底面のラインと裏面が緩やかに弧を描いているところが微妙に異なる。また、つやのあるボディカラー(グリッターオレンジ、ピアノブラック、エナメルピンク、パールホワイト、フロストグリーンの5色展開)も少しポップな印象を受けるかもしれない。
ディスプレイの下部に3つのタッチセンサーを備え、閉じたまま横向きでワンセグやカメラ、フォトビューア、ボイスレコーダー、ミュージックプレーヤーの各種機能を利用できる。タッチセンサーは右側面にあるキー(サイドキー)を押すと有効になり、タッチセンサーの[■]キーを押すと横向きの機能メニューが表示される。ダイヤルキーがすべて隠れるフルスライドボディなので閉じたままなら誤操作の心配は少ないが、サイドキーの長押しで操作ロックすることもできる。
「830N」の外観。すっと開くスライドの感触も良好 (ムービーはこちらからでも参照できます) |
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