写真で解説する「AQUOSケータイ 932SH」(外観編)(1/2 ページ)

» 2009年02月02日 10時54分 公開
[田中聡,ITmedia]

 シャープ製の「AQUOSケータイ 932SH」は、ソフトバンクモバイルの現行機種で利用できる機能やサービスを網羅した“全部入り”モデルだ。世界初の「ダブル・ワンセグ」や高感度の8MピクセルCCDカメラを備えるほか、「モバイルウィジェット」や、新サービスの「リアル3Dゲーム」、最大1Mバイトの「大容量ファイル添付機能」を利用できる。発売は2月上旬以降を予定する。

photophoto
photophoto シャープ製の「AQUOSケータイ 932SH」。本体カラーは左からベリーピンク、ホワイトシルバー、シャンパンゴールド、クリアブラックの4色

 外観での注目は、AQUOSケータイの象徴ともいえるサイクロイド機構を「Newサイクロイドスタイル」に一新したこと。これまでのAQUOSケータイは、ディスプレイ部の上にヒンジ部が重なる構造を採用したが、932SHはディスプレイ部の中にヒンジが収まる構造を採用。ディスプレイ部とヒンジの段差がなくなるため、ほかの折りたたみケータイと同じく背面がフラットになり、スマートな印象を与える。

 Newサイクロイドスタイルのデザイン面以外のメリットは、「カバンの中などでディスプレイが回転して、勝手にワンセグが起動するのを防げること」(説明員)も挙げられる。一方、932SHはヒンジの上を滑るようにディスプレイが回った従来のAQUOSケータイと比べ、サイクロイドの回転がやや“固い”印象。たしかに、誤ってディスプレイが回転することはなさそうだ。

 また、ディスプレイ部とヒンジ部の段差が埋まる分、本体の体積が増えたためなのか、重さは「AQUOSケータイ 923SH」の約135グラムから約140グラムに増している。

photophoto
photophoto シャンパンゴールド、ベリーピンク、クリアブラックの背面にはヘアライン加工が施され、ホワイトシルバーにはラメが入っている
photophotophotophoto ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)の3.3インチNewモバイルASV液晶を備える。前モデルのAQUOSケータイ 923SHと同じく、スクエアなフォルムが特徴だ(写真=左中)。背面と裏面では配色が異なる(写真=右中)
photo AQUOSケータイおなじみのサイクロイドスタイル。ディスプレイを回転すると、ワンセグが起動する
photophoto 本体を閉じた状態は、通常の折りたたみケータイと同じくフラットな面を形成。左下には1.1インチのサブ有機ELと着信ランプがある(写真=左)。裏面には800万画素CCDカメラとフォトライト、赤外線ポート、FeliCaチップがある(写真=右)
photophoto 外部接続端子と充電端子を備える下端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)
photophoto 左側面には3つのサイドキーとmicroSDスロットを装備。microSDは(メーカー確認済みの公開スペックで)最大16Gバイトに対応する。サイドキーの長押しで歩数計の起動や(スポットライトとして使える)フォトライトの点灯が可能
photophotophoto サブディスプレイは1.1インチ(48×32ピクセル)の白色有機ELで、2行全角4文字の表示が可能(写真=左)。一見すると正方形に見えるが、上のエリアにはディスプレイではなく着信通知ランプがある(写真=中、右)
photophotophoto 920SHや923SH、931SHなどソフトバンクのAQUOSケータイはモノラルスピーカーだった機種が多いが、932SHはスピーカーが大きく進化。バーチャル5.1chサラウンド機能を採用し、ヒンジ部にセンタースピーカー、左右の側面にステレオスピーカーを搭載。ワンセグやミュージックプレーヤーはもちろん、着メロなども臨場感あふれるサウンドで再生する
photo
photophoto ソフトバンクモバイルのサイクロイド型AQUOSケータイとしては初となる800万画素CCDカメラを備える(写真=左)。923SHと同じく、歩数計やフォトライトを起動できるサイドキーを搭載(写真=右)
photophoto バッテリーは3.7V/800mAhとなる(写真=左)。ダイヤルキーにはU字型のラインが付いて押しやすい「アークリッジスリムキー」を採用。カメラをワンタッチで起動できるキーを右下に備える(写真=右)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年