米Motorolaが2月3日に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高が前年同期比26%減の71億4000万ドル、純損失は36億ドル(1株当たり1.57ドル)で、前年同期の純利益1億ドルから赤字転落となった。
モバイルデバイス部門の売上高が、前年同期比51%減の23億5000万ドルと大きく落下。携帯電話の出荷台数は1920万台で、前期の2540万台から減少。市場シェアも前期の8.4%から6.5%へと縮小した。
そのほかの部門については、ホームネットワークモビリティ部門の売上高は前年同期比5%減の26億ドル、エンタープライズモビリティソリューション部門の売上高は4%増の22億ドルだった。
通年では売上高が前年比18%減の301億5000万ドル、純損失は41億6000万ドル(1株当たり1.84ドル)。前年の純損失は4900万ドルだった。
第1四半期については、1株当たり10〜12セントの損失を見込んでいるという。
同社取締役会はこの決算内容を受け、四半期の配当停止を決定。また2009年中に主にモバイルデバイス部門において最高15億ドルのコスト削減を行うとしている。
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