FOMAハイスピードのデータ通信をExpressCardで――IIJモバイルが独自端末投入

» 2009年02月10日 15時21分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブは2月9日、法人向けの高速モバイルデータ通信サービス「IIJモバイル」で提供しているデータ通信端末のラインアップに、新たに独自開発の端末「110FE」を追加し、3月から提供すると発表した。

Photo IIJが独自開発したExpressCard型端末「110FE」。富士ソフトとZTEが開発を手がけた

 今回追加する110FEは、NTTドコモのFOMA網を利用した「IIJモバイルサービス/タイプD」の端末として提供するもの。FOMAハイスピード対応のデータ通信端末としては初となるExpressCard型のデータ通信カードで、3Gに加えGSMの国際ローミングにも対応する。対応OSはWindows Vista/XP SP2以降。

 2009年4月末までにIIJモバイルサービス/タイプD定額プランと110FEの端末レンタルを同時に申し込むと、初期費用と端末レンタル費用が無料となる「110FE スタートアップキャンペーン」を実施する。

「110FE」の主な仕様
型番 110FE
サイズ(高さ×幅×厚み) 約110×約34×約11ミリ
形状 ExpressCard/34準拠(PCカードスロット用アダプタ標準添付)
通信速度 FOMAハイスピードエリア:下り最大7.2Mbps/上り最大384kbps(ベストエフォート)、FOMAエリア:送受信最大384kbps、FOMAプラスエリア:送受信最大384kbps
海外ローミング 3G+GSM 対応
対応OS(各日本語版) Windows Vista、Windows XP SP2以降
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