メールに顔文字・絵文字を入れる理由 「気持ちが効果的に伝わるから」

» 2009年02月10日 21時46分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは2月9日、「メール装飾サービスに関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月28日と29日の両日、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は668人。

 携帯でメールを送る際、絵文字やデコメールなどの装飾を使うかどうかを聞いたところ、全体の16.9%が「いつも使っている」と答え、「時々使っている」の48.2%を合わせると、装飾メールを送る人は65.1%にのぼった。男女別では、「いつも使っている」と「時々使っている」を含む装飾メール利用派は、男性が59.0%なのに対し女性が72.7%と、女性の利用が多かった。

 携帯メールで「いつも」あるいは「時々」装飾を使うと回答した人に、使用する理由を複数回答形式で答えてもらった結果、「気持ちを効果的に伝えられるから」が57.9%、「表現を和らげるため」が56.6%、「文章で伝わりにくいニュアンスを表現できるから」が49.2%と並んだ。順位に違いはあるものの、これら3つの回答はすべての性別、年代でトップ3に入っており、メール装飾が文字だけでは伝えきれない気持ちを表現するツールとして認知されていることが明らかになった。

 よく使うメール装飾については、「絵文字」が81.6%、「顔文字」が76.3%となり、反対に自分がメールをもらった時、一番嬉しいと思うメール装飾をひとつだけ選んでもらうと、「絵文字」が43.9%で最も多く、次いで多かった「顔文字」の19.5%を大幅に上回った。

 また、どんな装飾サービスを使ってみたいと思っているかを聞くと、「デコレーションメール素材のダウンロード」が31.7%、「オリジナル絵文字の作成」が29.0%、「手書きの文字やイラストをそのままやりとりできるサービス」が19.8%、「入力した文字を手書きフォントに変換してくれるサービス」が19.3%と続いた。

 年代別に見ると、「オリジナル絵文字の作成サービス」には大きな年代差は見られなかったが、「手書き」関連サービスは20代でポイントが高くなっており、「手書きの文字やイラストをそのままやり取りできる」は28.0%、「入力した文字を手書きフォントに変換してくれるサービス」は24.0%と、4人に1人以上が関心を示した。

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