東芝は2月13日、米QUALCOMMの携帯端末向けチップセット、Snapdragonを搭載したWindows Mobile端末「TG01」を発表した。欧州5カ国で今夏の発売を予定している同端末は、Snapdragonを搭載した初の携帯端末になるという。
TG01は、フロント面に4.1インチワイドVGA(800×480ピクセル)タッチスクリーン液晶、裏面に320万画素カメラを搭載したスマートフォン。1GHzのSnapdragonは低消費電力ながら高い処理能力を備えており、マルチメディアやGPS、インターネットなどの機能を快適に操作できるという。また、同社の液晶テレビ「REGZA」で培った画像チューニング技術を採用したことから、動画のすばやい動きも明るく鮮明に表示できるとしている。
ジェスチャー操作にも対応し、通話着信時に端末を振って応答したり、傾けてアプリを切り替えるなどの操作が可能。通信方式はGSM、GPRS、EDGE、HSDPA、HSUPAに対応するほか、Bluetooth 2.0とWi-Fiも利用できる。
ボディカラーはボディカラーは黒と白の2色をラインアップ。価格や販売ルートなどの詳細は、今後決定するという。
東芝はTG01の実機を、2月16日からスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2009」で披露する。
項目 | 概要 |
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型番 | TG01 |
サイズ | 70×129×9.9ミリ |
重さ | 129グラム |
プロセッサ | QSD8250(1GHz) |
OS | Windows Mobile 6.1 Professional |
ディスプレイ | 4.1インチワイドVGA |
カメラ | オートフォーカス対応の320万画素カメラ |
メモリ | 512MバイトROM/256MバイトRAM |
外部メモリ | micro SDHC(32Gバイト) |
外部インタフェース | Bluetooth v2.0、USB v2.0、Wi-Fi 802.11 b/g |
バッテリー | 1000mAh |
周波数 | GSM/GPRS/EDGE:850/900/1800/1900、UMTS/HSDPA(7.2Mbps)/HSUPA(2Mbps):2100 |
ブラウザ | Microsoft Internet Explorer Mobile |
メッセージング | SMS、MMS、E-mail、Microsoft Direct Push Technology、Windows Live Messenger |
音楽 | MP3、AAC、AAC+、AMR-NB、AMR-WB、WMA、WAV |
ビデオ | H.263、H.264、MPEG4、WMV |
Java | MIDP 2.0 |
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