ケータイメールを大量にやり取りするのなら、大事なメールは誤って削除しないよう、しっかり管理しておきたい。今回は、ケータイメールならではの閲覧方法と、内蔵メモリ/外部メモリや各キャリアのサービスを使ってメールを効果的にバックアップする方法を紹介する。
メールを快適に閲覧するには、表示方法に注目したい。最近のケータイは画面サイズや解像度が上がり、1画面に「件名+差出人+受信日時」などのリストを画面上部に、カーソル選択したメールの本文を画面下部へ表示できる機種が多い。単文のメールなら、各メールを開かずにカーソル移動するだけで内容を閲覧できるので、便利な表示方法といえる。
このほか、本文の表示をオフにして、メールのリストだけの表示もできる。このリスト表示にはいろいろなパターンがあり、ドコモの「SH-01A」の場合、題名+日にち+差出人の「2行表示」や「題名表示」「日時+題名表示」「日時+名前表示」などを選択できる。
リスト+本文表示でスムーズにメール本文を読むか、リストのみ表示でスムーズにメールを一覧するか、利用スタイルに合わせて設定しておこう。ちなみに、初期設定ではリスト+本文の表示となっている機種が多い。
仕事関連の連絡や待ち合わせ時間の案内など、大事なメールは「保護」設定をしておきたい。この設定をすると、保護を解除しない限りメールの削除ができなくなる。複数のメールやフォルダ内の全メールを保護設定する、といったこともできる。保護されたメールにはカギのアイコンが現れるので、どのメールが保護されているかが一目で分かる。
保護メールを削除しようとしても、サブメニューの「削除」がグレーアウトしていたり、「削除」の項目自体がなくなっていたり、ほとんどの機種は保護を解除しないと削除できない。ただし、auの「Cyber-shotケータイ W61S」など、保護メールから「削除」を選び、「保護されています 削除しますか?」で「はい」を選ぶと削除される機種もあるので、試しに操作してうっかり消してしまわないよう注意したい。
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