Nokia傘下の高級携帯電話ブランドのVertu(ヴァーチュ)は2月18日、2009年5月に開始予定のVERTUブランド端末向けサービス「VERTU Club」の詳細を発表した。
VERTU Clubは日本限定のメンバーシップサービスで、月額5万2500円で以下のサービスを利用できる。
2月19日のVertu銀座フラッグシップストアのオープンとともに、VERTU端末の予約受付を開始し、VERTU Club開始後の5月に端末が予約者に届けられる。なお、VERTU Club開始前に端末購入を希望するユーザー向けに、音声通話のみができるSIMロックフリーの3G対応端末を先行販売する。先行販売で端末を購入したユーザーは、5月以降にVERTU Club加入ることで、サービスが利用可能になる。
日本で発売するモデルは「シグネチャー」「アセント・ティー・アイ (Ascent Ti)」「アセント・ティー・アイ フェラーリ (Ascent Ti Ferrari) 」の予定。価格はシグネチャーが121万/335万/370万/600万円の4種類、アセント・ティー・アイが67万/80万円の2種類、アセント・ティー・アイ フェラーリが94万/110万円の2種類となる。
VERTU コンシェルジュは、通話/VERTU端末用メール/PCメール/FAXから情報を取得できる。主なサービス内容は、航空券やホテルの予約ができる「トラベル」、国内外のレストラン情報を提供する「レストラン」、ギフト情報の提供や配送手配などを行う「ショッピング&ギフト」、クラシックコンサートなどのチケット手配をサポートする「エンターテインメント」など。
VERTU ウェブでは、ニュースやスポーツ情報を提供する「時事通信」、世界の金融、マーケット情報を提供する「ブルームバーグ」、世界の天気予報を提供する「ウェザーニュース」を利用できる。
VERTU Fortressは、会員のアドレス帳やカレンダーをバックアップするサービス。登録したデータはパスワードで保護され、VERTU端末またはPCから閲覧できる。さらに、サーバーは、核攻撃や地震、電磁波にも耐えうるイギリスの耐久補強地下施設に設置される。
VERTU端末の通話料金は、毎月1200分相当がVERTU Clubの月額料金に含まれ、超過分の通話料は30秒ごとに7.875円が発生する。国内のパケット通信は無制限で利用でき、ローミングや国際通話は、ドコモの国際ローミングや通話料金に基づく料金体系となる。
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