開通初日の“UQ WiMAX”は「アンテナ何本?」(1/2 ページ)

» 2009年02月26日 18時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

箱を開けてWiMAXモジュールをチェックする

 UQコミュニケーションズから送られてきたUSB接続のUQ WiMAX対応モジュールのパッケージは、キラキラで高級感がある。まるで化粧品のようだ。シュリンクをやぶいて箱を開けると「GET SPEED」の文字とともにモジュールが現れる。中に入っていたのは、モジュールと保証書と両面に印刷された1枚のマニュアル(といってもほとんどはモジュールの導入説明とトラブルシューティング)のみと、実にシンプルだ。

UQコミュニケーションズから送られてきた化粧箱のようなパッケージ(写真=左)。箱を開けると「GET SPEED」の文字が(写真=中央)。中身はモジュールと保証書と1枚のマニュアルとシンプル(写真=右)

 今回使うことができたのは、アンテナを収容した本体部分の角度と向きを変えられる「UDO1NA」だ。角度が自由に変えられるとアピールされているUD01NAだが、実際には3段階(反対方向も含めると5段階)に角度が設定できる。本体はヒンジを軸にして回転もできるため、縦向きにUSBコネクタが取り付けられているデバイスでも角度を変更できる。アンテナを収納している本体の向きを柔軟に設定できるのがUD01NAの特徴といえるだろう。

 実測した重さはキャップをつけた状態で34グラム、キャップを取って26グラム。本体の長さは、実測で約109ミリ。このうち、コネクタカバーまでは約96ミリ、本体部分は約69ミリ。本体を直角にした状態の長さは実測48ミリであったので、USBに差した状態では最小でも35ミリほどはみ出すことになる。

本体部分の角度と向きを変えられるUSB接続の「UDO1NA」(写真=左)。キャップの部分にはこのようにポケットにかけるツメが用意されている(写真=右)

UD01NAの角度は、このような3段階(反対方向も含めると5段階)で角度が変えられた

本体はヒンジを軸にして回転もできる

実測した重さと(写真=左、中央)本体の長さ(写真=右)

UQ WiMAXモジュールをPCに差す

 今回はWindows Vista Home Basicが導入されているVAIO type PにUD01NAを接続してみた。USBコネクタにUD01NAを差すと、まずは、USBメモリとして認識されてドライバが導入される。次いで、UD01NAに収録されているユーティリティのセットアッププログラムが起動する。インストールの操作は添付された説明書にも記載されているが、通常のプログラムインストールと同じなので、画面の指示どおりに淡々と進めていけばいい。

USBコネクタにUD01NAを差すと、最初にUSBメモリとして認識されたのち(写真=左)、ユーティリティのセットアッププログラムが起動する(写真=中央)。あとは画面の指示どおりに進めるので、特に悩むことはないだろう(写真=右)

ユーティリティを開発したのは、モジュールを作っているNECアクセステクニカだ(写真=左)。インストールするフォルダを指定すれば作業は終了だ(写真=中央)。あとは、インストール処理が自動で進む。VAIO type Pでも5分程度で終了した(写真=右)

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