第2回のお題は「ゲーム」でしたが、バランスの関係で、まずはお題とは直接関連しない一般部門から紹介しますね。
今回特に注目したが、KYUさんの作品で、「Randgrid-Mobile Techno Studio」というもの。Randgridというのは、1980年代に作られたローランドの名機「TB-303」と「TR-808」「TR-909」のエッセンスをiPhone化したアプリ。最近の人向けには、ReBirthのiPhone版といったほうが分かりやすいかもしれません。
このビデオでは、4つ打ちのビートメイキングをこのアプリ1本でやって見せています。後半の盛り上がりやエンディングのギミックもすばらしい。このジャンルがもっと増えないかなあ。
KORG DS-10やKAOSSILATORでは、こういう作品がたくさん出ていてジャンルとして確立されています。iPhoneもそうなるためのアプリはたくさんでてますからね。
そして、楽器アプリの中でも現時点で最大の注目株である、ユードーのボコーダーアプリ「SV-5」を紹介してくれているのが、App Townアワードの入賞者であるジェット☆ダイスケさん。なりたい職業がボコーダーだったって、どういう少年だ。このSV-5はレイテンシーが向上したみたいで、彼のブログで解説されています。
音系ではさらにもう1つ、カホンという木製のパーカッションをiPhoneアプリにしたものが紹介されています。softfunkさんの「CajonCajon - カホン」がそれ。これはなかなかおもしろいですね。パーカッションアプリの中ではかなり表現力のあるほうではないでしょうか。
で、ゲーム部門ですが、Grand Theft Auto風ゲームの「payback」というアプリを紹介してくれたのが、まーつんさん。3Dグラフィックスのバイオレンス系リアルタイムアクションゲーム。暴れまくってます(笑)
実社会でやっちゃだめだよ。GTAみたいに社会問題になっちゃうから。
あと、TomTomさんから、「SweepMan」という、なにやらマリオ風なキャラクターが8ビット風サウンドでアクションするゲームの投稿が。どこのファミコンゲームですかこれ、といった感じで、30年ほど頭をタイムスリップさせてくれます。
今回のiTunesギフトカード当選者は、「payback」を投稿してくれたまーつんさんに差し上げたいと思います。パチパチ。
次回は、わたしも大好きな音楽系でいこうかと思います。投稿がないようだったら自分で投稿して、自分にiTunesカードあげちゃうよ。そうならないためにも、ぜひ投稿してね。
KYUさんのような、音楽作品系も大歓迎です。iPhoneだけで作りました的な作品を多数お待ちしています。
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