思い立ったときに手軽に調べ物ができるのが、検索サイトのメリット。ケータイサイトなら、いつでもどこでも検索ができるので、「Googleモバイル」や「Yahoo!モバイル」などの携帯向け検索サイトを利用している人も多いだろう。今回は、より素早く検索サイトを利用する方法を紹介したい。
検索サイトは手軽に利用できるとはいえ、ブックマーク一覧を呼び出してサイトにアクセスするのは、それなりに手間がかかる。そこで、検索の手間を短縮する方法を考えたい。
まず、ほぼすべての機種で利用できる方法としてお勧めしたいのが、「画面メモ」の利用だ。画面メモはWebサイトの特定のページを保存する機能。画面メモに保存したページはインターネット接続をせずに呼び出せるので、パケット料金がかからないのはもちろん、Webサイトに1度アクセスする必要のあるブックマークよりも素早く呼び出せる。
検索サイトのトップページを画面メモに保存しておけば、いつでも素早く検索ができる。検索サイトに限らず、乗換案内や辞書サイトなどの検索画面も、画面メモに登録しておくといいだろう。
また、NTTドコモのシャープや富士通製端末など一部の機種は、画面メモに保存したページをショートカットに登録できる。シャープ製端末については第26回の記事を参照してほしい。富士通製端末は、こちらの記事で解説している「待受ショートカット」を画面メモにも活用できる。
画面メモ以外にも、検索サイトにアクセスせずに検索ができる機能がある。
ドコモの現行シャープ製端末に搭載されている「クイック検索」を利用すると、iモードやフルブラウザ、内蔵辞書を検索できるメニューが現れる。ケータイサイトを検索したい場合、「iモード検索」を選んで文字入力すると、iモードサイトの検索ができる。ドコモのNEC製端末も「クイック検索」が利用でき、待受画面から簡単にiモードサイトを検索できる。富士通製端末は「サーチキー」を利用すると、iモードやフルブラウザ、地図、アドレス帳、メールなどを検索できる。
いずれの機能もマルチタスクに対応しており、待受時はもちろん、ほかの機能の起動中でも利用できる(起動中の機能によっては利用できない場合もある)。また、SH端末はクイック検索キー、F端末はサーチキーという“検索用のキー”を備えているので、サブメニューを経由せずに検索ができて便利だ。
ソフトバンクモバイルの一部機種は、Webアクセス中にサブメニューからケータイサイトやPCサイトを検索できる。シャープ製端末は、ツールの「検索」からも検索可能だ。
次回は各社の「ウィジェット」「ガジェット」サービスを使った検索方法について触れる。
画面メモから検索 | 専用キーから検索 | 待受画面やサブメニューから検索 | |
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対応機種 | ほぼすべての現行機種 | ドコモのシャープや富士通製端末など | 一部の現行機種 |
起動/設定時間 | 約30秒 | 約20秒 | 約30秒 |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
お役立ち度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
簡単操作度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
自慢度 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
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