ダブル・ワンセグ、2Gバイトメモリ、Blu-ray連携──「SH-07A」は音と映像をとことん楽しめる(1/2 ページ)

2つのワンセグチューナーに2Gバイトの大容量メモリを備え、Blu-ray Discレコーダーとの連携機能など、映像と音をとことん楽しむための機能を満載したAQUOSケータイの最新モデルが「SH-07A」だ。特にテレビ好きにはたまらない機能を多数用意しているのが興味深い。

» 2009年07月03日 10時00分 公開
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 NTTドコモの2009年夏モデルでPROシリーズにラインアップされた唯一のiモードフル対応モデル「SH-07A」は、AQUOSケータイの代名詞ともいえるサイクロイドスタイルを採用した、シャープ製の最新ハイエンドモデルだ。

 外観は従来のサイクロイドスタイルを採用したAQUOSケータイから大きく変わっていないように見えるかもしれないが、その中身はこれまでになかった数々の機能を備え、大幅に進化している。PRIMEシリーズの「SH-06A」と同等のカメラ機能に加え、SH-07Aならではの「ダブル・ワンセグ」やステレオスピーカー付き卓上ホルダ、AQUOSブルーレイとの連携機能など、これまでにない新しい魅力を多数備えており、携帯電話をツールとして使いこなしたいユーザーには、非常に魅力的なモデルとなっている。

PhotoPhoto SH-07Aはソリッドな質感が特徴の2色展開。カラーはRedとSilver

ダブル・ワンセグならではの魅力

 SH-07Aの数々の特徴の中でも特に注目したいのが、ワンセグチューナーを2つ搭載した「ダブル・ワンセグ」だ。

 地上波デジタル放送用のチューナーや、BS/CSデジタル用のチューナーを2つ内蔵した薄型テレビやBlu-ray discレコーダーというのはよくあるが、SH-07Aは携帯電話ながらワンセグチューナーを2つ備える。当然、これによって普通のワンセグケータイにはできないさまざまな機能を実現している。

 1つは2番組の同時視聴だ。3.3インチのフルワイドVGA(854×480ピクセル)表示に対応したメインディスプレイでは、主画面でワンセグを視聴しながら、子画面に別のチャンネルの映像を映すことができる。例えばドラマを見ながら、気になるサッカーの試合を子画面に表示しておくといったことが可能。子画面と主画面は、決定キーを長押しするだけですぐに入れ替えられるので、CMの間だけサッと画面を入れ替えることも簡単にできる。

PhotoPhoto 縦画面ではピクチャー・イン・ピクチャー方式、横画面では右上に小さく子画面を表示し、2つの番組を同時に視聴できる

 もう1つは裏番組の録画機能。前述のように同時に視聴するのではなく、同じ時間帯にドラマが重なってしまった場合など、もう1つの番組を後でじっくり見たいときには、一方の番組を録画しながらもう一方の番組を視聴できる。ワンセグ視聴中に、録画予約しておいた番組の放送が始まっても、チャンネルを切り替える必要がないのもポイントだ。まるで家庭用のHDDレコーダーのような機能が、コンパクトなボディに内蔵されている。ちなみに予約録画を実行中は画面表示をオフにすることも可能。録画中に画面が点灯しないので、外出中などでもバッテリーの消費を抑えられる。

PhotoPhoto 裏番組録画中は、画面右下(縦画面の時は画面下部)と右上に録画中を示す赤い丸が表示されるが、画面を切り替えた際に主画面と子画面のどちらを録画しているかが一目で分かるアイコンが表示される。ちなみに左が子画面録画中、右が主画面録画中のアイコン

 チューナーが2つある恩恵は、2つの番組が同時に視聴できたり、裏番組が録画できたりするだけでなく、放送中の番組の画面をサムネイル表示する「チャンネルビュー」機能でも受けられる。チャンネルビューは、それぞれのチャンネルで放送している実際の番組の画面を表示するため、シャープ製のほかのシングルチューナー端末ではチャンネル切り替えに時間がかかるが、SH-07Aでは2つのチューナーで放送局を交互に1つ飛ばしながらスキャンするので表示が速い。

Photo チャンネルビューは2つのチューナーを活用して高速に表示可能。カーソルを合わせた番組の番組名や開始・終了時刻などの情報も表示する

 録画した番組の一覧表示画面では、サムネイルで内容が確認できるのもうれしい。「ビジュアルメニュー」画面では表示中のすべてのサムネイルが動く賑やかな表示に、「サムネイル表示」ではカーソルを合わせた項目のサムネイルが動くシンプルな表示で楽しめる。

PhotoPhotoPhoto 録画データのリスト表示は4種類から選べる。左は「ビジュアルメニュー」。録画した番組の一覧表示中に、番組の内容が表示される。中央は「サムネイル(大)」を選んだ場合の画面で、カーソルを合わせたものだけが右枠で簡易再生される。やや小さめのサムネイルを表示する「サムネイル(小)」も選べる。右は「リスト表示」にした場合のもの

 ワンセグを快適に視聴できるジャンル連動サウンドモード設定や画質モードの自動設定機能、スムーズな映像表示が可能なワンセグ倍速表示、オートエリア切り替えに加え、録画データの視聴時に便利な30秒スキップ、10秒バックといった、これまでAQUOSケータイで培われてきた機能も装備した。iモードサイトの閲覧やメール作成中に子画面でワンセグや録画データを表示するマルチウィンドウにも対応している。

大容量2Gバイトの内蔵メモリ

 SH-07Aのもう1つの特徴は、内蔵メモリの容量が約2Gバイトと非常に大きいこと。2Gバイトという容量は、ワンセグなら約10時間40分録画できるサイズで、ワンセグの録画予約も気兼ねなく実行できる。外部メモリとして最大16GバイトまでのmicroSDHCも利用可能なので、16GバイトのmicroSDHCがあれば最大99件、最長約85時間20分のデータも保存できる(1件あたりの録画サイズは最大2Gバイト/10時間40分)。

 長時間の特番なども余裕で録画できる容量があるため、予約録画を実行する際に、microSDHCを差し忘れていても、内蔵メモリに録画できる。録画先を「外部メモリ優先」にしておけば、容量に余裕がある場合はmicroSDHCに、万が一microSDHCがいっぱいになってしまったり、差し忘れてしまったりした場合には内蔵メモリに録画できるので安心だ。外部メモリを用意しなくても、HDDレコーダーのように見たい番組を片っ端から予約録画しておき、あとで空いた時間にまとめて視聴することもできる。

 またSH-07Aは、カメラもSH-06Aと同等の1000万画素CCDを搭載しており、高画質な写真や映像が撮影可能。大容量の内蔵メモリは、SH-07Aをデジタルカメラやムービーカメラとして活用する際にも重宝する。microSDやmicroSDHCを別途購入しなくても十分活用できるのがうれしい。音楽データなども豊富に保存できる。

豊かな音響を提供するステレオスピーカー内蔵卓上ホルダ

 製品には卓上ホルダが付属する点にも注目だ。この卓上ホルダは、単なる充電台ではない。ステレオスピーカーを備え、「ドルビーモバイル」に対応しており、SH-07Aをセットして音を出すと、高音質なサラウンド環境で音が楽しめる。音楽の再生はもちろん、ワンセグの視聴などの際にも豊かな音を再生してくれるので、一人暮らしなら、SH-07Aさえあればテレビは不要になってしまうかもしれない。

 またこの卓上ホルダはUSBインタフェースを備えており、後述のBlu-ray Discレコーダーとの連携機能を利用する際にはUSBクレードルも兼ねる。ホルダに端末を置くだけで充電と通信ができてしまうので、自宅でSH-07Aを活用する際のハブとして機能してくれる。

PhotoPhotoPhoto ステレオスピーカーを内蔵した卓上ホルダは、ワンセグやiモーションなどをドルビーモバイルの迫力サウンドで楽しめる。またACアダプタ接続用の端子とUSB端子を備え、PC/Blu-ray Discレコーダーとの接続や充電が簡単にできる
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月31日