「G'zOne W62CA」は、カシオ計算機製モデルとしては初の「KCP+」対応機だった。当時はKCP+端末が現行モデルよりも成熟されていないかったこともあり、操作レスポンスが遅く、不満を感じる部分が多かった。「G'zOne CA002」ではキーの反応速度が改良されており、筆者が操作した限りは不満のないレベルになっている印象だった。
W62CA(左)とCA002(右)のレスポンスの違いを比較。W62CAはCA002よりも画面の遷移が遅いことが分かる
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メールの作成画面。同じ画面内の動きではほとんど差がないが、画面が変わる瞬間の反応はCA002(右)の方が速い
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CA002はW62CAと同じく、AF(オートフォーカス)対応の有効197万画素CMOSカメラを搭載しており、W62CAとCA002にカメラ機能の違いはない。最近は500万〜1000万画素カメラを搭載する機種が多いことを考えると、2メガピクセルのカメラはスペック面では見劣りする。とはいえ、ケータイだけで楽しむ分には2メガでも十分だろう。
実際に撮影したところ、W62CAとCA002では画質の差はほとんど見られなかった。
CA002のカメラは、シャッターキー(決定キー)を押すとAFが駆動し、ピントをロックした後にシャッターが切れる。そのため、シャッターキーを押してから実際にシャッターが切れるまでに約2秒超のタイムラグがあった。
AFは[*]キーからオフにできる。シャッターチャンスを逃さず確実に撮影したければ、オフにした方がいいだろう。
マクロを設定して撮影した場合も、シャッターが切れる前後にピントを合わせ、その後で暗転してシャッターが切れる。この間に約2秒超かかった
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