“電源付き”新型成田エクスプレス車内で公衆無線LANサービス、10月1日からUQ Wi-Fi、BBモバイルポイントが利用可能

» 2009年09月02日 15時32分 公開
[園部修,ITmedia]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月2日、10月1日から運用が始まる成田エクスプレスの新型車両、E259系の車内で、公衆無線LANサービスを提供すると発表した。利用できるのは、UQコミュニケーションズがUQ WiMAX契約者に提供している「UQ Wi-Fi」と、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」の2サービス。UQ WiMAXのユーザーや、iPhone 3G/3GSのユーザーは追加料金なしで利用できる。

 車両と地上との通信には、走行ルートの沿線でサービスエリアがほぼ整備されたUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXを利用する。既存のWiMAX基地局と、E259系の屋根上に設置したアンテナで通信するため、トンネル区間をのぞいた成田エクスプレスの運転区間のほぼ全線でサービスが利用可能。東海道本線の戸塚−横浜間、品川−両国間、成田線の成田−成田空港間のトンネル内では利用できない。

 E259系は、1991年から運用が始まり、老朽化しつつある成田エクスプレス用車両、253系を置き換える目的で開発された車両。各座席に電源コンセントを用意しているのが特長で、車内でノートPCや携帯電話のACアダプタが利用できる。

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