ドコモ、「フォトパネル 02」を12月22日発売――フォト配信サービスも開始

» 2009年12月21日 16時34分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo Huawei製の「フォトパネル 02」

 NTTドコモは12月22日、メール送信された写真を表示する「お便りフォトサービス」対応の新機種「フォトパネル 02」を、お便りフォトスペシャルサイト(外部リンク)で500台限定で先行販売する。先行販売するのはホワイトのみで、2010年1月中旬以降、全国のドコモショップや量販店などでホワイトとブラックを販売する。

 フォトパネル 02は、FOMA通信機能を内蔵したデジタルフォトフレームで、ドコモや他社携帯、PCから送信された写真を受信、表示できる。開発メーカーはHuawei。ディスプレイはワイドVGA(480×800ピクセル)表示対応の9インチ液晶で、16パターンのスライドショー再生も可能。ディスプレイ右側にタッチボタンを搭載しており、写真を受信するとボタンが点灯して操作方法が案内される。

 また、ドコモはお便りフォトサービスの機能を拡張し、フォトパネル 02向けに「フォト配信」「送信予約」「お届け確認」を、フォトパネル 01向けには「送信予約」と「お届け確認」を追加した。

※初出時に、「フォト配信」「送信予約」「お届け確認」がフォトパネル 01と02の両方で利用できるという記載がありましたが、フォト配信に対応しているのはフォトパネル 02のみです。お詫びして訂正いたします。(12/22 13:42)

 フォト配信機能は、コンテンツを選択すると、動物や世界遺産、ニュースなどの写真を定期的にフォトパネルに配信するサービス。コンテンツは日本テレビの協力を得てドコモが提供する。「今週のフォトニュース」「今週のいろ占い」「写真で巡る世界遺産(ヨーロッパ)」「写真で巡る世界遺産(日本・アジア)」や、犬と猫の写真をそろえた「わん・にゃん便り」、注目の写真家の作品を配信する「週刊フォトグラファー」、盆栽の上にフィギュアを配するエコアート「マン盆栽の世界(寄り・引き)」など計10コンテンツを配信する。コンテンツは今後も順次拡大される予定。

photo 「フォト配信」機能の利用イメージ
photo 「フォト配信」の主なコンテンツ

 送信予約機能は、管理者(お便りフォトサービスと定額ユビキタスプランを契約したユーザー)や参加者(管理者が招待したユーザー)が、あらかじめ指定した日にフォトパネルへ写真を送信できる機能。1人あたり最大5枚の送信予約が可能。お届け確認機能は、参加者と管理者が送信した写真が、パネル設置者に確認されたことをメールで通知する機能。

photo 「送信予約」機能の利用イメージ
photo 「お届け確認」機能の利用イメージ

 さらに、ドコモは「お便りフォトスタートキャンペーン」を2010年4月30日まで延長し、期間中は付加機能使用料(月額210円)が無料、定額ユビキタスプランの上限額(月額9765円)が月額980円となる。

「フォトパネル 02」の主な仕様
機種名 フォトパネル 02
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約263×177×28(最厚部約39)ミリ(スタンド含まず)
重さ ホワイト:約696グラム、ブラック:約686グラム(ACアダプタ含まず)
ディスプレイ 9インチワイドVGA(480×800ピクセル) TFTカラー液晶 1619万4277色
操作部 タッチボタン(コンデンサ感応式)×8(ホーム、メニュー、上、下、左、右、OK、戻る)
内蔵メモリ 約512Mバイト(ユーザー使用可能領域約256Mバイト)
保存ファイル数 約1700枚(1枚を約150Kバイトとした場合)
外部インタフェース SDメモリーカードスロット(対応規格:SD、SDHC、MMC)
スライドショー設定 16種類《ロールページ、ページめくり、グレーティング、フェード、ワイプ(左から右)、ワイプ(上から下)、スパイラル、ブラインド、モザイク、ライン、スプレッド、チェスボード、アトミック、クロス、エクステンド、ランダム》
対応可能ファイル形式 JPEG、プログレッシブJPEG、BMP、GIF
センサー類 液晶タイマー(指定した時間に液晶表示をオンオフ)、傾斜センサー(縦、横表示自動切替)
電源 DC+5.0ボルト(ACアダプタによる給電)
その他 FOMAプラスエリア対応、時計、カレンダー表示、自動時刻補正、ユーザーデータSD一括バックアップ、エアダウンロード自動更新

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