文化庁メディア芸術祭を満喫できるiPhoneアプリ「JMAF navi」ふぉーんなハナシ:ナビゲーション

» 2010年01月20日 22時35分 公開
[ITmedia]

 文化庁メディア芸術祭をご存じだろうか。

 2010年で13回目を数える、文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会が開催するメディア芸術の祭典だ。2010年は2月3日から14日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される。会場ではアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガといった各ジャンルで2009年を代表する作品が展示され、それらを無料で観覧できるほか、最先端のメディア芸術や多彩なジャンルの映像作品、作家やクリエイターが出席するシンポジウムやライブ、プレゼンテーションなどが楽しめる。

 メディア芸術祭の目玉として、国内外の作品から選ばれた受賞作品と審査委員会推薦作品約180点を鑑賞・体験できるのはもちろん、今回功労賞を受賞した宮本茂氏らが登壇する11のシンポジウム、アーティストやクリエイターが自身の活動や作品を紹介する50のプレゼンテーション、そしてエンターテインメント部門の大賞を受賞したミュージックビデオ映像「日々の音色」のSOURの受賞記念ライブ(2月3日 13時から、3階講堂)なども予定されている。

Photo 「文化庁メディア芸術祭ナビ(JMAF navi)」

 このメディア芸術祭を楽しめる仕掛けとして、無料のiPhoneアプリも用意されている。「JMAF navi」と名付けられたiPhone/iPod touch向けのアプリでは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門の受賞24作品、功労賞、特別功労賞の受賞者の作品解説や受賞理由を閲覧できる。

 コンテンツはiPhoneやiPod touch単体でも楽しめるが、このアプリをインストールして会場へ行けば、クウジットのPlaceEngineを利用して現在位置を検出し、その場に合わせたコンテンツを表示してくれる。また作品や展覧会についての感想などをその場でツイートできるよう、Twitterとの連携機能も装備。アカウントを設定しておけば、「t」ボタンを押してすぐにツイートできる。

PhotoPhoto 会場の地図をタップすると各ジャンルの主要作品の概要などが確認できる
PhotoPhoto 贈賞理由や、受賞者のコメント映像なども見られるほか、Twitterのアカウントを設定しておけば、ハッシュタグ付きでツイートできる

 文化庁メディア芸術祭の公式Twitterアカウントは「@JMediaArtsFes」。テーマ別にハッシュタグも用意されているので、興味がある人は検索したりハッシュタグ入りでつぶやいたりしてみるといいだろう。ハッシュタグは「#JMAF2009」がメディア芸術祭全体についての話題で、アート部門は「#JMAF_Ar」、エンターテインメント部門は「#JMAF_En」、アニメーション部門は「#JMAF_An」、マンガ部門は「#JMAF_Ma」。

 なおこのアプリの開発裏話などが聞ける「文化庁メディア芸術祭プレイベント」が、2月1日の19時から、Apple Store Ginzaで開催される。

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