QWERTYキーとタッチパネルでiモードが使える喜び――「SH-03B」の快適操作(1/2 ページ)

iモード対応のケータイでありながら、タッチパネルですべての操作ができ、文字入力にはQWERTYキーボードが活用できる――。シャープの「SH-03B」は、そんなケータイとスマートフォンのいいとこ取りを実現したような端末だ。

» 2010年02月19日 00時00分 公開
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 NTTドコモの2010年春モデルラインアップに、PROシリーズの最新モデルとして登場したシャープのAQUOSケータイ「SH-03B」は、これまでのケータイ同様、iモードをはじめとするドコモのサービスにフル対応しつつ、文字入力が快適に行えるQWERTYキーボードと約3.7インチのフルワイドVGA液晶のタッチパネルを搭載した端末だ。

 2009年2月に登場した、QWERTYキーボード搭載のAQUOSケータイ「SH-04A」は、ブログやSNSなどの流行に乗り、男性ユーザーのみならず女性ユーザーからも支持された。QWERTYキーを搭載した端末というと、当時はいわゆるスマートフォンと呼ばれる端末がほとんどで、そうした端末はインターネットのメールなどは利用できたが、iモードメールやiモードサービスなどが利用できないという問題があった。SH-04Aは、こうしたユーザーの不満をうまく解消したことで人気を博した訳だ。

 そのSH-04Aの後継モデルに位置づけられるSH-03Bでは、SH-04Aに寄せられた意見や要望などを反映しつつ、ボタン配列などを見直してさらに使い勝手を向上させた。2009年冬モデルとして一足先に登場した「SH-01B」や「SH-02B」と同様の、クリスタル感をテーマにした外観をまとい、さらなる薄型化や電話としての操作性の改善も図っている。

PhotoPhotoPhoto ボディカラーはBlack、White、Magentaの3色

独立した数字ボタンを配置

 SH-03BのQWERTYキーとSH-04AのQWERTYキーを並べてみると、一目で分かる大きな違いがいくつかある。1つは数字ボタンを独立して用意した点だ。

 SH-04Aでは、“ボタンの打ちやすさ”を最優先に設計した結果、数字を入力する際は[Fn]ボタンを押しながらアルファベットを押す方式を採用していた。しかし、メールやiモード、パスワードなどを入力する際に、数字を打つことは案外多い。そこでSH-03Bでは、ボタン1つ1つの大きさはやや小さくなるものの、独立した数字ボタンを設けた。

PhotoPhoto 左がSH-03Bのキーボード、右がSH-04Aのキーボード

 1〜0の10個のボタンはQWERTYキーの最上段に用意されている。ボタンのサイズはアルファベットより小さめだが横幅が若干広く、押しやすさは他のボタンとさほど変わらない。文中に日付や金額などの数字を入力する際も、リズムを崩さずに打ち続けることができる。

右側にも用意されたシフトボタンと[Fn]ボタン

 もう1つのポイントは、シフトボタンや[Fn]ボタンを右側にも用意したこと。SH-04Aではこれらのボタンが左側にしか用意されていなかったため、QWERTYキーの左側の文字を大文字で打ちたいときなどには、両手で端末の左側を持つような形になり、バランスが悪かった。また[Fn]ボタンとシフトボタンを押しながら[Z][X][C][V]ボタンを押すことでアンドゥやカット、コピー、ペーストなどの機能が利用できたが、こうした操作も端末の端を押さえる必要があったため、使いにくいという意見があった。

 SH-03Bのキーボードは、右端の十字ボタンの隣にシフトボタンと[Fn]ボタンがあるため、大文字なども端末の右と左を両手でしっかり持って入力できる。カット、コピー、ペーストなどの操作もシフトボタンなしで行えるため、これまで3つのボタンを押さないといけなかったショートカット操作がより便利になっている。またSH-04Aでは、こうしたコピーやペーストの操作方法が取扱説明書を見ないと分からなかったが、SH-03Bではボタンに刻印が用意され、より分かりやすくなっている。

PhotoPhoto 左右の端に[Fn]ボタンとシフトボタンを装備

 各ボタンに割り当てられた、[Fn]ボタンとの組み合わせで利用できるさまざまな記号や機能も押しやすくなっている。記号一覧を表示しなくても「(」「)」「%」「&」のような記号が簡単に入力できる。PCのキーボードに近い配列なので、タイピングに慣れている人にとっては違和感のない文字入力環境となっている。

Photo 赤枠で囲った部分が新たに追加された記号。[Fn]ボタンとこれらのボタンを押すと、記号入力モードにしなくても記号が簡単に入力できる

メール作成に便利な絵文字関連機能

 また絵文字やデコメ絵文字(絵文字D)などをワンタッチで挿入できる[絵文字]ボタンを十字キーの上に用意した。[Fn]ボタンなどを押さずとも簡単に絵文字一覧が呼び出せるので、これまでよりも少ない操作で絵文字が入力可能だ。絵文字は1406種類をプリインストールしており、一覧表示の中から十字キーを操作して選べるのはもちろん、[0]ボタンを押してカテゴリ一覧から好みの絵文字を探すこともできる。画面の下半分に最大40個表示される絵文字は、十字キーとタッチ操作のどちらでも選べる。

PhotoPhoto [絵文字]ボタンを押すと文字入力中に瞬時にデコメ絵文字の一覧が表示される。もう1回[絵文字]ボタンを押すと絵文字に切り替わる
PhotoPhoto デコメ絵文字入力中に[0]ボタンを押すと、デコメ絵文字のカテゴリーが表示される。1406種もプリインストールされたデコメ絵文字を、用途に合わせて選び出せる

 読みに合わせてデコメ絵文字を表示する機能も搭載。例えば「はーと」と入力して[Fn]ボタンと[3]を押すと“ハート”のデコメ絵文字が一覧表示される。

 シャープ製の他の端末同様、自動的に文章に合わせた絵文字やデコレーションを施してくれる「絵文字プラス」や、本文作成後にデコメアニメに変換できる「デコメアニメ簡単呼び出し」も利用可能だ。

「参照返信」で長文メールにも的確に返信

 SH-03Bが搭載する3.7インチの大画面の液晶を生かす便利な機能として、受信メールの内容を表示しつつ、返信のメールが書ける「参照返信」機能が用意されたのも目を引く。これまでメールの返信を書く際には、画面いっぱいに文字入力エリアを表示して文章を打っていたと思うが、長い文章になるともとのメールの内容を振り返ってみたり、再確認したい項目などが出てきたりする。そんなとき、参照返信機能を利用すれば、画面の右側に受信メールを、左側に返信メール(自分が書いているメール)を表示してメールが書ける。

 マルチアシスタントを起動して別途受信フォルダを開けば、受信したメールの内容を確認しつつ、画面を切り替えてメールを書くことはできたが、画面の切り替え操作が発生しない参照返信機能は、今までなぜなかったのかと思うほどに便利だ。受信メールはタッチ操作で上下にスクロールもできるので、長いメールでもしっかり内容が確認できる。質問の答えなどをメールに書く場合、元のメールを引用しつつ返信を書いたりしなくても、的確に返信だけを書いていける。作成中のメールもタッチでスクロールでき、書き忘れたことを任意の場所に追記したいときなどには、指ですっと画面をスクロールさせて必要な部分にカーソルを移動できる。

PhotoPhoto メニューから「参照返信」を選ぶと、右側に元メールを表示しながら返信メールが書ける
PhotoPhoto 画面をタッチするとスクロールもできる。参照するメールの任意の場所が表示可能だ
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月16日