パナソニック モバイルコミュニケーションズがソフトバンクモバイル向けに供給するVIERAケータイの最新モデル「941P」は、これまでのWオープンスタイルのよさを引き継ぎつつ、大きな進化を遂げたモデルだ。
Wオープンスタイルを採用したVIERAケータイ「920P」が、2008年にソフトバンクモバイルからデビューして2年が経つ。その後、921P、930P、931Pと代を重ね、2月11日に最新の941Pが発売された。
ソフトバンクのWオープンスタイルとして、5代目にあたる941Pは1つの大きな進歩を遂げている。それが「フラットWオープン」。これまでで最も洗練されたヨコオープンスタイルを実現した。ディスプレイを横に開く際に必要だったレバーがなくなり、指を側面の隙間に入れるだけで、滑らかに画面を横に開ける。
さらにヒンジ部にも注目だ。2年前に発売された920Pと比較すれば一目瞭然、横に開いたときの出っ張りがほとんどなくなっている。両手で操作するときも、手に当たる部分がなくなり自然なホールドが可能になった。
ダイヤルボタンはドーム形状で滑らかな押し心地。各キーの間隔が開いているので押し間違いが少ない。これなら縦横どちらの画面でも、確実なキー操作ができる。また921Pでメディアジャンプボタンがあった位置には、ウィジェット一覧キーが配置され、隣には新機能のタッチパッド切替/Wi-Fi切替ボタンも加わった。
そのほかにも、941Pでは約811万画素のCMOSカメラを搭載しており、パナソニック製デジタルカメラLUMIXシリーズで知られる「おまかせiA」で手軽にきれいな写真が撮れる。VIERAケータイでおなじみの「モバイルWスピード」や「モバイルWコントラストAITM」も進化を続けている。これらの機能は第2回、第3回でさらに詳しく紹介する。
941Pの新機能で最もユーザーが気になるのが「タッチパッド」の操作性だろう。使うのは簡単で、ディスプレイを横に開いているときに、タッチパッド切替ボタンを短押しするだけ。するとダイヤルボタンにある4つの青いイルミネーションが光り、タッチパッドが利用可能になる。タッチパッドに切り替わっても文字入力はそのまま行える。
タッチパッド操作が利用できるのは「Yahoo!ケータイ」「PCサイトブラウザ」「バラエティフォトビューア」「PCメール」など。これらの機能はヨコ画面との相性もよく、PCサイトブラウザでWebサイトを閲覧しても、横へのスクロールが必要になるシーンは少ない。またもしスクロールする場合でも、タッチパッドをサッと触るだけでいいから快適だ。とくにニュースサイトやブログなど、文字情報が多いWebページは、ヨコ画面のほうが表示できる文字量が多く、読みやすい。PC向けのメールを一定間隔で取得する「PCメール」にも対応し、ビジネスシーンで多い長文のメールを読むのにも、ヨコ画面は最適だ。
もう1つ、新機能の「バラエティフォトビューア」もヨコ画面&タッチパッドとの相性がいい。タッチパッドで写真を指でめくるようにして表示できるうえ、18種類もエフェクトがあるので、本のページをめくる、トランプを切る、写真を分解する、波紋がたつ、といった「めくる楽しさ」がある。また、タッチパッドでは写真のズームも速く、保存している写真の数が多くても、タッチパッドを使ってスムーズかつ的確に目的の写真を探すことができる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月30日