第2回 スタートメニュー要らず? 「SC-01B」のショートカット機能を試す「SC-01B」ロードテスト(1/2 ページ)

» 2010年04月15日 08時30分 公開
[田中聡,ITmedia]
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photophoto Samsung電子製のWindows phone「SC-01B」。ボディカラーはPurple Black

キーショートカットをカスタマイズ

 ケータイを快適に使う上で欠かせないのが、よく使う機能を素早く呼び出す「ショートカット」だ。ドコモの「SC-01B」ではどのようなショートカットを利用できるのだろうか。

photophoto 大きなアイコンで表示されるスタートメニュー(写真=左)。アイコンをロングタップすると先頭へ移動できる(写真=右)

 SC-01BはWindows phoneなので、スタートメニューから機能や設定を呼び出すのが基本。スタートメニューは一般的なケータイと同じように大きなアイコンで表示され、十字キー+決定キーで選択できるのはもちろん、画面をなぞってスクロールし、アイコンを直接タップして選ぶこともできる。また、アイコンを選んで決定キーを長押しまたはロングタッチすると「先頭へ移動」という項目が現れ、メニューの先頭に移せる。

 また、Windows phoneではおなじみ、特定のキーに任意のアプリや機能を割り当てられる「プログラムボタン」もあり、SC-01BではWindowsキーとOKキーの長押しで起動できる機能を設定できる。初期状態ではWindowsキーからエクスプローラー、OKキーからタスクマネージャーを、それぞれ長押しで呼び出せる。割り当てる機能は、スタートメニューの「設定」→「個人」→「ボタン」の「プログラム ボタン」タブから変更できる。

 このほか、Spaceキーの長押しでInternet Explorer Mobile、右下サイドキーの短押しでカメラを呼び出せる。

photophotophoto OKキーとWindowsキーに好きなアプリや機能を割り当てられる

3パターンからToday画面をカスタマイズ

photophoto 「設定」の「Today」から、壁紙とToday画面の表示方法を選べる。表示方法は「アイテム」タブで、「Windows 標準」「Revolver Menu」「Samsung WidgetPlus」のいずれかにチェックを入れる

 Today画面を自分仕様にカスタマイズできるかも重要だ。SC-01Bは「Windows 標準」「Revolver Menu」「Samsung WidgetPlus」という3種類のToday画面が用意されており、スタートメニューの「設定」→「Today」→「アイテム」タブから変更できる。3つのメニューを使わず、従来のToday画面にすることも可能だ。なお、Windows 標準、Revolver Menu、Samsung WidgetPlusは2つ以上を同時には設定できないほか、これら3つのメニューとも、(従来のToday画面の設定に使う)日付、オーナー情報などの項目も同時には設定できない。

 Windows 標準は、画像、音楽、電話、日付、SMS、電子メール、予定表などの項目がリスト表示されるオーソドックスなメニュー。決定キーを押すかアイコンをタップすると、各機能にアクセスできる。上下のカーソル移動だけではなく、項目によっては左右のカーソル移動も可能。例えば「お使いになる前に」にカーソルを合わせて左右キーを押すと、「時計」「電子メール」「デバイスのロック」など、さらに深い階層の項目を選択できるようになる。スクロールと決定、いずれもタッチ操作にも対応している。

photophotophotophoto Windows 標準に設定したToday画面。電話やメール、時計など主な機能のショートカットとしても使える(写真=左端、左中)。左右キーから機能を選べる項目もある(写真=右中、右端)

 初期状態で設定されているRevolver Menuは、基本的な使い勝手は標準メニューと同じで、Today画面に項目がリスト表示される。ただし標準メニューにはない、検索エンジン「Bing」のウィンドウや、「よく使う連絡先」も利用できる。

photophotophotophoto Revolver Menuでは、上下にカーソル移動すると、メニュー全体が回転しながらリストがスクロールする(写真=左端)。Bingの検索や「よく使う連絡先」も使える(写真=左中、右中)。Samsung WidgetPlusとほかの項目は同時は設定できない(標準メニューとRevolver Menuも同様)(写真=右端)
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