ZTE初の国内向け音声端末はベーシックな“かんたん携帯”――「840Z」2010年夏モデル

» 2010年05月18日 11時18分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo ZTE製かんたん携帯「840Z」のシルキーブルー

 中ZTE(中興通訊)製の「840Z」は、シニア向けケータイである“かんたん携帯”シリーズの新モデル。ソフトバンクモバイルのかんたん携帯はこれまで東芝が手がけてきたが、同社の2010年夏モデルではZTEのほかシャープも供給する。またZTEにとっては、初の日本向け音声端末となる。

 メインディスプレイは2.8インチのワイドQVGA(400×240ピクセル)液晶、サブディスプレイとして1.3インチの(96×96ピクセル)液晶を搭載し、メニュー画面のほか十字キーとダイヤルキー、ソフトキーなどにシンプルで大きく文字表示を採用し、見やすく押し間違えのないデザインとなっている。また、よく利用する連絡先を登録できる「ワンタッチボタン」をディスプレイ下に配置するなど、分かりやすさにも配慮している。

 そのほか、メール着信や不在通知を光って教えるお知らせボタンや操作練習機能、海外でも利用できる世界対応ケータイへの対応、脳トレ系ゲームや病院と薬局、薬などを検索できるYahoo!ヘルスケアとYahoo!辞書などへのブックマークなどをプリインストール。オートフォーカス付き314万画素CMOSカメラに加え、30万画素CMOSのインカメラ、見ながら操作できるかんたんガイドブックと卓上ホルダを製品に同梱するなど、便利さと使いやすさも追求した。

 さらに安心機能として、毎日1回、端末操作を検知して身近なユーザーに安否情報を送る「毎日連絡メール」や、万が一に備えるスライド式の緊急ブザーなども備えている。発売は、2010年8月上旬以降を予定している。

「840Z」の主な仕様
機種名 840Z
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50.3×108×16.9ミリ(折りたたみ時)
重さ 約110グラム(暫定値)
連続通話時間 3G:約200分/GSM:約180分
連続待受時間 3G:約400時間/GSM:約350時間
ワンセグ連続視聴時間
アウトカメラ AF314万画素CMOS
インカメラ 30万画素CMOS
外部メモリ microSD(最大8Gバイト)
メインディスプレイ 約2.8インチワイドQVGA(400×240ピクセル)26万色表示 TFT液晶
サブディスプレイ 1.3インチ(96×96ピクセル)白1色TFT液晶
主な機能 HSDPA(3.6Mbps)、世界対応ケータイ、GPS(ルートナビゲーションには非対応)
カラー シルキーブルー、ピンク、シルバー
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