写真で解説する「SH-07B」(1/2 ページ)

» 2010年05月21日 18時45分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 ドコモのPRIMEシリーズ端末として発表されたシャープ製の「SH-07B」は、1210万画素CCDカメラを搭載し、1920×1080ピクセルのフルハビジョン動画が撮影できるAQUOS SHOT端末の最新モデル。別売のHDMIケーブルを使って液晶テレビ「AQUOS」と接続すれば、「AQUOSファミリンク」を介した簡単操作により、大画面でハイビジョン動画を楽しめる。

photophoto シャープ製の「SH-07B」。左からBlack、Red、Silver
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 カラーバリエーションはそれぞれ質感の異なる「Black」「Red」「Silver」の3色で、Blackはマット調、Redは光沢のない金属調、Silverはほぼ白に近い光沢のある塗装が特徴。裏面のカメラ部の周囲には透明なパーツが周囲を覆っている。SH-07Bは前モデル「SH-01B」の流れを汲むが、防水、防塵仕様となったことで、サイズは幅、高さ、厚さはSH-01Bからそれぞれ約2〜3ミリほど増している。防水はIPX5/IPX7、防塵はIP5Xに準拠している。

photophotophoto 背面の約1.4インチ有機ELディスプレイにはクリアカバーがあしらわれている。解像度はSH-01Bと同じだが、存在感が大きくなった。サブディスプレイ付近には8つの着信イルミネーションがある(写真=左)。裏面のレイアウトも若干変更され、フォトライトがレンズと同軸上に移されている(写真=中)。SH-01Bと同じく、NewモバイルASV液晶を採用した3.4インチのフルワイドVGAディスプレイを装備。インカメラと照度センサーの位置が画面下からレシーバーの両脇に移されている(写真=右)
photophoto 左側面にはMicro HDMI端子と充電端子(写真=左)、右側面にはシルバーのシャッターキーとワンセグアンテナを配置(写真=右)
photophoto 下端部(写真=左)には充電端子があり、SH-01Bでは上端部にあったワンセグアンテナが側面に移動したため、上端部(写真=右)には何もない
photophotophoto 防水、防塵のためMicro HDMI端子(写真=左)と充電端子(写真=中)にはゴムパッキンを装備。microSDスロットは、バッテリーカバー内にあるSIMカードスロットの上にある(写真=右)。ゴムパッキンの付いたバッテリーカバーにはロック機構が備えられている

 回転2軸スタイルを採用したボディの構成は基本的にSH-01Bと変わらない。ただし、ワンセグアンテナがSH-01Bではヒンジ部付近にあり、ボディ内部から引き出す形だったが、SH-07Bでは右側面に折りたたむタイプに変更されている。着信イルミネーションはサブディスプレイ付近にある。裏面のカメラの脇には新たに動画撮影用のマイクを追加。これまで撮影マイクは受話用のマイクで兼用していたが、高画質のHD動画を撮影できることから、専用のマイクを設けた。ちなみに、マイクはモノラル。

 さらに、今回の夏モデルと同時に発表された、ドコモの「わかりやすさ、つかいやすさ向上の取組み」に合わせて、機種ごとのキー配置を統一し、そのルールに従ったキーの割り当てと表記を取り入れた。

photophoto 右側面に移されたワンセグアンテナ。3段階で伸縮するタイプで、先端部が黒くなっている(写真=左)。よりカメラ部を強調するデザインの裏面。撮影ライトの脇に、動画撮影用のマイクが1つ備えられている(写真=右)
photo キーのレイアウトはSH-01Bから変わり、メインメニューは決定キーではなく左上ソフトキーから呼び出す仕様になった。また、メール、メニュー、iモードのキーがほかのモデルと共通となり、長押しによって起動する機能は地色付きのアイコンとなっている

 イルミネーションは、着信時や機能の動作中に点灯するのはもちろん、本体を閉じて振ると任意の文字を空中に描き出せる「スイングトーク」利用時にも光る。これは工事現場で誘導員が振ると文字が浮かび上がるLED式の誘導ライトと同じ仕組みで、本体を振る速度に合わせてLEDが高速に点滅して文字を描き出すという仕組み。最大10文字の文字が入力可能で、日本語、英語、記号などを表示できる。

photo 背面にある着信ライト。パターンは自由に選べる。本体を左右に振ると、あらかじめ設定した文字のイルミネーションが浮かび上がる「スイングトーク」も搭載している
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