ドコモのPRIMEシリーズ端末として発表されたシャープ製の「SH-07B」は、1210万画素CCDカメラを搭載し、1920×1080ピクセルのフルハビジョン動画が撮影できるAQUOS SHOT端末の最新モデル。別売のHDMIケーブルを使って液晶テレビ「AQUOS」と接続すれば、「AQUOSファミリンク」を介した簡単操作により、大画面でハイビジョン動画を楽しめる。
カラーバリエーションはそれぞれ質感の異なる「Black」「Red」「Silver」の3色で、Blackはマット調、Redは光沢のない金属調、Silverはほぼ白に近い光沢のある塗装が特徴。裏面のカメラ部の周囲には透明なパーツが周囲を覆っている。SH-07Bは前モデル「SH-01B」の流れを汲むが、防水、防塵仕様となったことで、サイズは幅、高さ、厚さはSH-01Bからそれぞれ約2〜3ミリほど増している。防水はIPX5/IPX7、防塵はIP5Xに準拠している。
回転2軸スタイルを採用したボディの構成は基本的にSH-01Bと変わらない。ただし、ワンセグアンテナがSH-01Bではヒンジ部付近にあり、ボディ内部から引き出す形だったが、SH-07Bでは右側面に折りたたむタイプに変更されている。着信イルミネーションはサブディスプレイ付近にある。裏面のカメラの脇には新たに動画撮影用のマイクを追加。これまで撮影マイクは受話用のマイクで兼用していたが、高画質のHD動画を撮影できることから、専用のマイクを設けた。ちなみに、マイクはモノラル。
さらに、今回の夏モデルと同時に発表された、ドコモの「わかりやすさ、つかいやすさ向上の取組み」に合わせて、機種ごとのキー配置を統一し、そのルールに従ったキーの割り当てと表記を取り入れた。
イルミネーションは、着信時や機能の動作中に点灯するのはもちろん、本体を閉じて振ると任意の文字を空中に描き出せる「スイングトーク」利用時にも光る。これは工事現場で誘導員が振ると文字が浮かび上がるLED式の誘導ライトと同じ仕組みで、本体を振る速度に合わせてLEDが高速に点滅して文字を描き出すという仕組み。最大10文字の文字が入力可能で、日本語、英語、記号などを表示できる。
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