オンにもオフにも強いコミュニケーションツール「BlackBerry Bold 9700」(1/2 ページ)

欧米ではスマートフォンといえば「BlackBerry」と言われるほど、ビジネスからコンシューマまで高い支持を集める。そのシリーズ最新モデル「BlackBerry Bold 9700」が日本にもお目見えする。ビジネスからプライベートまで、幅広いシーンでコミュニケーションツールとして活躍してくれるBold 9700の魅力を紹介しよう。

» 2010年07月01日 10時00分 公開
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Photo BlackBerry Bold 9700

 北米市場ではトップシェアを誇るResearch in Motion(RIM)のスマートフォンがBlackBerryシリーズだ。日本でもNTTドコモから「BlackBerry® Bold™」(以下Bold)が販売されており、ビジネスユーザーからパーソナルユーザーまで、PCメールを活用している層を中心に利用が広がっている。

 そしてこの夏には最新モデル「BlackBerry® Bold™ 9700」(以下Blod 9700)が発売される。Bold 9700は、現在販売中のBlackBerry Boldからスペックを高めながら、小型化・軽量化を果たし、より使いやすくした1台だ。6月1日にはBlackBerryシリーズ向けのアプリケーションを配信する「App World」が、日本市場からも正式に利用可能になり、自分でさまざまな機能を追加し、カスタマイズする楽しさも増えた。この進化したBold 9700の魅力と、Bold 9700を使いこなすためのお勧めアプリを、2回に渡って紹介していきたい。


さらに使いやすく、便利になったBlackBerry Bold 9700

 まず本機を手にすると、前機種BlackBerry Boldをより明らかにコンパクトになったのがすぐに分かる。高さは5ミリ、横幅は6ミリも小さくなり、重さは15グラム軽くなった。ポケットに収まりやすいのはもちろん、片手で握りやすく、女性でもQWERTYキーを片手でタイプすることが可能だ。1つ1つのキーも小さくなっているが、BlackBerry Boldのキーと同様、緩やかなカーブの上に配置された独特な形状のキーはとてもよく考えられていて、指の腹で押しても誤入力がなく、スピーディーに入力できる。

PhotoPhoto BlackBerry Bold 9700(左)とBlackBerry Bold(右)を並べてみると、Bold 9700が一回りほど小さいことが分かる。これまでより薄く、コンパクトになり、ポケットや手の中での収まりがさらに良くなった
PhotoPhoto QWERTYキーボードは円弧を描くBlackBerry Bold独特の形状。表面形状のおかげで親指の腹でも打ちやすい

 詳しくは次回の記事で紹介するが、ソーシャルネットワーク系サービスに対応した公式アプリが多数用意されているので、この快適な文字入力環境と合わせ、Bold 9700はコミュニケーションにとても強い。

 また、メニューの階層構造が深くなく、操作もシンプルなので、とても使いやすい。普通のケータイから乗り換えると最初は戸惑うかもしれないが、キーの役割自体を把握すれば特段難しいということはない。端末の中央にあるトラックパッドはカーソルキーと決定キーの役割があり、その左隣はメニューキー。ホーム画面でメニューを開けば、いわゆるケータイでいう「メインメニュー」が開き、多くの機能がアイコンで並ぶ。それらの機能やアプリを使っているときに、もう1度メニューキーを押せば、今度は現在起動中の機能のメニューが開く、という仕組みだ。トラックパッドの右隣はクリア(戻る)キー。電源ボタンは長押しでデバイスをオフにする。しかし起動がとても速く、オフにしたあと短押しすれば即ホーム画面になる。また何か機能やアプリを使っているときに、ホーム画面に戻りたいときも電源ボタンを短押しすればよい。

PhotoPhoto 待受画面でメニューキーを押せば、ケータイでいうメインメニューに相当する画面が開く
PhotoPhoto 機能を利用中にメニューキーを押すと、その機能のメニューが開く。何かしたいときにはまずメニューキーを押してみるといい
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 カーソル操作をする際の要となるキーは、Boldではトラックボールだったが、Bold 9700ではトラックパッドに変わっている。トラックパッドはトラックボールよりも細かい操作が得意だ。小さなタッチ面積でも指の動きに対する反応は絶妙で、左右上下へのカーソル移動がスピーディーに行える。トラックパッドが小さいからといって、指を小さく動かす必要はなく、左右にあるメニューキーやクリアキーのほうまで指がはみ出るような動かし方でもOKだ。ブラウジングのときもカーソルの動きがとても速く、情報量の多いポータルサイトを閲覧する際にも快適に記事を読むことができる。

 また、ボディの小型化に伴って、ディスプレイのサイズが2.7インチから2.4インチへと小さくなったが、解像度は480×320ドットのハーフVGAから480×360ドットのハーフVGA+へ精細になっている。サイズが小さくなっているにも関わらず、Webページやオフィス文書が見やすくなっている。

 ボディの質感はBold以上。バッテリーカバーには人工皮革が施され、手に馴染みやすい。このカバーの開閉もスムーズだ。開けるとかなり大きめのバッテリーがある。連続待受時間はBoldの250時間から300時間へと大幅に伸び、連続通話時間も130分から280分へ2時間半もアップ(いずれも3G時)した。さらに音楽の連続再生時間も、Boldでは約11時間だったが、Bold 9700では約35時間以上へと延びている。試用中に1日使用して、前日に充電し忘れたことがあったが、まったく問題はなかった。バッテリーの残量が半分になっても、メールとWebサイトのチェックに使うくらいなら焦る必要はなく、いつも通りに使い続けられる。残量表示の減り方も安定していて、例えば残りの表示が1目盛りになったらすぐに使えなくなる、といったケータイにありがちな現象はなかった。

プッシュで届くメール――設定も簡単

 コミュニケーションに欠かせないメール機能は、Bold 9700が最も得意とする機能の1つだ。

 BlackBerryに限らず、スマートフォンを使うのは難しい、と思う人が多い。その主な理由はメールの設定や仕組みの難しさにあるという。ケータイのメールを使い慣れていると、スマートフォンのメールに抵抗があるという人も多い。しかしBold 9700には、簡単にメールをセットアップする機能が搭載されている。

 手順はこうだ。まずメニューを開き、リストの下にある「セットアップ」アイコンを選択し、「Email Settings」を開く。メールアカウントの設定が現れるので「メールアカウントの追加」を選ぶ。ここでメールアドレスとパスワードを入力するだけだ。GmailといったWebメールはもちろんだが、PCのOutlook Expressで使っているような、プロバイダメールもアドレスとパスワードだけで設定が完了する。一般的なスマートフォンではPOPサーバやSMTPサーバの設定などが必要になることが多いが、Bold 9700なら細かな設定は一切不要だ。

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PhotoPhoto メールアカウントは4ステップで完了。あっけないくらい簡単だ

 さらに2つ、3つと複数のアカウントを追加してもいい。Bold 9700は複数のアカウントの受信メールを「メッセージ」というアイコンから一覧で確認できる。もちろん、それぞれのアカウントごとにアイコンも用意されているが、会社のメールも自宅のメールも一度にチェックしたい、なんて人には便利な機能だろう。

PhotoPhotoPhoto 複数アカウントを設定するのも容易。さまざまなアカウントに届いたメールやメッセージを一覧で確認できて便利だ

 Bold 9700なら、PCメールの添付ファイルも容易にチェックできる。Microsoft OfficeのファイルやPDFファイルはメニューで「添付ファイルを開く」を選べば確認できる。保存する場合は「添付ファイルのダウンロード」をする。またメールの検索機能も便利で、たくさんのメールがあっても件名とメッセージの内容で探すことができる。

 なおケータイでiモードメールを使っている人が、Bold 9700に機種変更した場合、iモード契約を継続し、別途iモード.net契約(210円/月)を行うことで、iモード.net経由で引き続き使用することができる。

 TwitterやFacebookのアプリをダウンロードすると、メニューから直接相手にメッセージを送る機能が付加されるのも便利だ。新着のメッセージなども一覧で確認できる。最近はメールよりもTwitterで直接やり取りをしている、なんていう人もいるかもしれないが、そんな人にBold 9700は最適だろう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年8月11日