ワイヤレスジャパン、カンファレンスの見どころは

» 2010年07月09日 20時17分 公開
[ITmedia]

 7月14日から16日にかけて、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2010」は、カンファレンスが充実していることでも知られている。

 基調講演は、通信キャリアのトップが戦略やビジョンを語る恒例のコース。今年もNTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏、KDDI 代表取締役社長兼会長の小野寺正氏、ソフトバンクモバイル 取締役副社長の松本徹三氏、イー・モバイル 代表取締役社長兼COOのエリック・ガン氏、UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の野坂章雄氏が登場し、最新のビジネス戦略や今後のロードマップを披露する。

 今年はまた、ドコモとKDDIがスペシャルセミナーを開催するのにも注目だ。両社が注力分野の取り組みについて説明するセミナーで、ARや位置情報、LTE、クラウド、マルチメディア放送、スマートフォンなどをテーマとする講演を多数用意。講演とブースの展示(ドコモKDDI)をセットでチェックすれば、より理解が深まるだろう。

 今回はさらに、スマートフォンやLTEにフォーカスしたコースも展開。「スマートフォン2010」は、「スマートフォンセッション【1】」「Androidセッション」「スマートフォンエグゼクティブコンファレンス」「スマートフォンセッション【2】」「スマートフォンセッション【3】」の5コースが用意され、Androidケータイ、BlackBerry、Windows phoneなどのスマートフォンを活用したソリューションや事例を紹介する。

 「LTEサミット2010」は「LTEエグゼクティブコンファレンス」と「LTE&4G移動通信サービス構想」の2コースが用意され、日本エリクソンやファーウェイ・ジャパン、ZTEが次世代インフラについて解説するほか、NTTドコモ、イー・モバイル、KDDI、UQコミュニケーションズらの通信キャリアがモバイルブロードバンド新時代の携帯電話サービスの構想を説明する。

 ほかにも、ドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルのキーパーソンがコンテンツビジネスの概況や戦略を語る「モバイルキャリアのコンテンツビジネス戦略」や、モバイルマーケティングサービスの動向が分かる「モバイル市場展望とSNS/Twitterフォーラム」「ID連携と決済によるモバイルサービスの動向」など、今年も多彩な講演がラインアップされている。

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