「N-08B」でLuiのデモ、QWERTYキー付きG'zOne端末の展示も――NECカシオブースワイヤレスジャパン2010

» 2010年07月16日 16時26分 公開
[MOBILEDATABANK/布施繁樹,ITmedia]
photophoto ブースはホワイトを基調とした色使いとなっている(写真=左)。展示されていたNEC、CASIO、HITACHIブランド端末(写真=右)

 NEC携帯電話部門とカシオ日立コミュニケーションズが統合し、2010年6月1日に「NECカシオコミュニケーションズ」としてスタートを切った同社。ワイヤレスジャパンでは、NEC、CASIO、HITACHIブランドのケータイを展示していた。

 中でも最も注目を集めていたのが、8月以降に発売予定のドコモ向けPROシリーズ端末「N-08B」だ。端末は実機が展示されており、Webアクセスもできた。N-08Bは大きな12,7ミリのキーピッチと1.2ミリのキーストロークにより、フルキーボードは卓上でも使いやすく、慣れればブラインドタッチも可能という印象だった。「キー周辺部分にスペースを取り、隣のキーとの間隔を広げることで操作性を向上させた」(説明員)という。また、キーレスポンスもおおむね快適だった。

photophoto 「N-08B」の閉じた状態(写真=左)と開いた状態(写真=右)

 N-08BとPCを無線接続してPCの遠隔操作ができる「Lui(ルイ)」のデモも行っていた。Luiの通信にはWi-Fiが推奨されるが、3G通信での利用も可能。使用していたのはNEC製PC「VALUESTAR W VW970/BS」と無線LANルータ「Aterm WR8170N」。動作には若干のもたつきがあったものの、実用の範囲内だと感じた。「Microsoftのリモートデスクトップよりもマシンスペックを必要としないのがLuiのメリット」と説明員は話していた。

photophoto 「Lui」のデモに使用したPC「VALUESTAR W VW970/BS」(写真=左)と無線LANルータ「Aterm WR8170N」(写真=右)
photo N-08Bの無線機能について
photophoto 遠隔操作では、WordとExcelの編集や、N-08B上で「Lui」を利用したマルチスクリーン表示を紹介(写真=左)。「N-04B」とゲーム機をWi-Fi接続してインターネットを利用するデモも実施。これはアクセスポイントモード対応のN-04BをWi-Fiルーターとして利用したもの(写真=右)
photophotophoto 現在発売中のドコモ向け端末も多数展示。「N-05B」(写真=左)はイルミネーションのデモ、「N-06B」(写真=中)は多数のコンテンツやシンプルモード、「N-07B」(写真=右)はモーションセンサーを利用した機能の呼び出しなどを紹介していた
photophotophoto ソフトバンクモバイル向け端末も展示。左から、シンプルモデルの「コドモバイル 740N」と「741N」、未発売の夏モデル「840N」

 CASIOブランド端末は、au向け「EXLIMケータイ CA005」と、海外向けタフネスモデル「G'zONE」シリーズを展示していた。G'zONEシリーズは、現在北米に展開している折りたたみ端末「G'z ONE ROCK」と、QWERTYキーボードを搭載した「G'z ONE BRIGADE」が見られたが、いずれもモックアップだった。日本では2009年夏モデルの「G'zOne CA002」以来、G'zOneシリーズは発売されていないが、「びっくりするものを用意したいが、時間をいただきたい」(説明員)とのことだった。

photophoto au向け「EXILIMケータイ CA005」(写真=左)と海外向け「G'zONE」シリーズ(写真=右)
photophoto 「G'zONE ROCK」(写真=左)と「G'zONE BRIGADE」(写真=右)
photophoto G'zONE ROCKとG'zONE BRIGADEの詳細
photo 同ブース唯一のHITACHIブランド端末である「beskey」も展示しており、キーパネルを付け替えての操作を体験できた

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