KDDI Mobile、HTC製Android 2.1スマートフォン「HTC Hero」を発売

» 2010年07月20日 22時02分 公開
[ITmedia]
Photo「HTC Hero」

 KDDI Americaが7月19日(現地時間)、米国在住の日本人などをターゲットに展開している携帯電話サービス「KDDI Mobile」で、日本語の入力や表示に対応したAndroidスマートフォン「HTC Hero」の販売を開始した。

 HTC Heroは、Android OS 2.1を採用したスマートフォンで、HTC独自のユーザーインタフェース「HTC Sense」を備える。プロセッサーには528MHz動作のMSM7600を搭載。3.2インチのハーフVGA(320×480ピクセル)TFTディスプレイに5MピクセルCMOSカメラ、GPS、無線LANやBluetoothも装備する。Flash Lite 3.1、Flash9とActionScript 2.0のSWF再生にも対応した。

 KDDI Mobileが扱うHTC HeroはCDMA 850MHz/CDMA 1900MHzに対応したバージョンで、日本での国際ローミングにも対応する。日本語入力システムには「Simeji」を搭載している。

 端末代金は、2年契約で79ドル。1年契約で149ドル、縛りなしの定価は499ドルとなっている。なお現在KDDI Mobileをスタンダードプランで利用中のユーザーが、2年もしくは1年の契約更新をした場合は、8月31日まで新規契約と同じ価格でHTC Heroが購入可能だ。

 またパケット定額サービスとして、無制限の利用が可能な「スマートフォン WEB Unlimited」を月額34.99ドル、2段階定額制となる「スマートフォン WEB Basic」を9.99ドルから50ドルまでで提供。用途に合わせて選べるようにした。通話をあまり利用しないユーザー向けに、月額基本料19.99ドルの最安新料金プラン「プランXS」も新たに用意した。

 もともとKDDI Mobileは、日本から米国への渡航者向けにも携帯電話サービスを提供しており、日本で購入を申し込むことも可能。旅行者向けのレンタルサービスではなく、中長期に滞在する人向けのサービスになるが、日本への配送サービス(有料)も提供しており、渡米前に端末と回線を入手できる。米国から日本への国際電話料金は、米国内で最安値を実現しているのも特長だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  4. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  5. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  6. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
  10. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年